凛海
竜生っ泣
尚大
凛海諦めよっ泣
颯太
りう…
??
ふっ笑
笑い声は みんなに聞こえた でも
そんな声なんでわたしは聞こえなかったずっと竜生に謝っていた
颯太
誰…?
女
私だよー笑覚えてないの?
その声も私の耳には届かなかった
心の中で竜生にずっと謝っていたその時
ポンッ 私の肩に誰かの手が置かれた
女
えー凛海ちゃん無視ー笑
まじウケるんだけど笑
まじウケるんだけど笑
凛海
ハァハァ
颯太
凛海っ
女
ねーねー凛海ちゃん♡
大切な人失った気持ちどう?笑
うれちい?笑
大切な人失った気持ちどう?笑
うれちい?笑
尚大
おi
湧
おい
この時の湧は とても怖かった声は低く 目は女のことをずっと睨み
女
な、なによ
ほ、ほら湧くんも嬉しいでしょ?凛海ってやつが悲しんで
ほ、ほら湧くんも嬉しいでしょ?凛海ってやつが悲しんで
湧
は?
女
ビク
湧
お前何考えてんの?
嬉しいわけないだろ
仲間が生死の境目にいて
もう1人の大切なメンバーが
泣いてお前に脅えてんだよ
お前みたいなやつがいない方が嬉しいけど
嬉しいわけないだろ
仲間が生死の境目にいて
もう1人の大切なメンバーが
泣いてお前に脅えてんだよ
お前みたいなやつがいない方が嬉しいけど
女
な、なんで湧くんまでそんなこと言うの?私みたいな可愛くて性格のいい子がファンで嬉しいでしょ?
その時
今まで黙っていたお兄ちゃんが
尚大
お前な
口を開いた
尚大
何考えてんのかわかんないけど
俺の妹泣かせてんじゃねぇよ
俺こいつだけは、幸せになって欲しいんだよ家庭環境があまりにいいと言えないし
こいつがまだ小さかった頃…
親に虐待されててずっと死にそうだったんだよ
俺の妹泣かせてんじゃねぇよ
俺こいつだけは、幸せになって欲しいんだよ家庭環境があまりにいいと言えないし
こいつがまだ小さかった頃…
親に虐待されててずっと死にそうだったんだよ
尚大
だからこいつだけは幸せになって欲しいし泣かせたくないし贅沢させてあげたいんだよ…
だからお前が何を言おうと何をしようと守りきるから
だからお前が何を言おうと何をしようと守りきるから
女
な、なおくん
わくくんも
颯太くんも
どうかしてる!
わくくんも
颯太くんも
どうかしてる!
湧
は?お前の頭の方が
どうかしてるわ笑
どうかしてるわ笑
颯太
あと気安く名前呼ぶな
颯太
呼んだら
ぶっ飛ばすからな
ぶっ飛ばすからな
女
っ