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言の葉の世界樹

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言の葉の世界樹

8 - 言の葉の世界樹 2話 2部

♥

350

2024年09月23日

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蓮斗

何が起きて…

ユキナリ

蓮斗


(あの服、影狼⁉︎ なんでいるんだ…?めんどくさい…)

リツ

ねぇ〜
ユキナリ

リツ

ボスが見た奴はぶっ飛ばせって言っとったで

ユキナリ

命令なら仕方ないか…

ユキナリ

ねぇ、キミ

ユキナリ

ごめんだけどやられてくれ

アロエ

は?

アロエ

そうそうやられるないでしょ!

アロエが植物を操り、道の隙間から植物が生えユキナリ達に襲いかかる

ユキナリ

だが双剣で軽く斬られ アロエ達に走って来る

リツ

援護するで!

リツが氷柱を生み出しユキナリの援護をする

蓮斗

…っ!

バン バン バン(銃3連射)

ユキナリに焦点を合わせるが 氷柱が飛んできてうまく合わず当たらない

シュン(剣が掠める音)

ユキナリ

チッ

蓮斗

(危ない…)

咄嗟に仰け反り頬に掠るだけで済ませ 銃から短剣に持ち変える

蓮斗

(逃げる事はもう出来なさそうだな…)

蓮斗

(めんどくさいがやるしかないか…)

アロエ

おらぁ!!!

リツ

おわっ!!

アロエはリツを植物で邪魔し氷柱の標的をアロエ自身に変えタイマンで戦い始めた

蓮斗

(…助かった)

ユキナリ

よそ見はするなよ

ギィィン(刃と刃が当たる)

蓮斗

っ…

刃と刃が当たる音がし、 激しい攻防が繰り広げられる

蓮斗

(双剣だから激しい…けど
動きの感じはある程度覚えられた…!)

ユキナリ

(だんだんと動きに対応されてる…⁉︎)

ギャン(短剣が双剣の一つを吹っ飛ばす)

蓮斗

…よし

ユキナリ

(戦いの中で成長している?
いや…癖を見抜いた?
兎にも角にも
こんな短時間で対応出来るのはおかしい…)

ユキナリ

(これは…才能…?と、言う事は…)

ユキナリ

…………なんだよ…天才かよ…(ボソッ

蓮斗

!?

蓮斗

(雰囲気が変わった…?)

ギィィン(刃と刃が当たる)

ユキナリ

天才が…

ギャン(剣を弾く)

蓮斗

(この目つき…
昔受けた事のある…敵対のめ…)

蓮斗

(……って
あ……れ?いし……きが……)

バタッ(蓮斗が倒れる)

ユキナリ

刃についてる睡眠薬
効いてきたみたいだね

ユキナリ

それじゃ…

蓮斗

っ!!

バン(銃が発砲する)

ユキナリ

ぐっ!?

腕に発砲した球が貫通する

ユキナリ

……っ

ユキナリ

…リツ
取ったもの持って帰るか

リツ

了解、けど急にどうしたん?

ユキナリ

もう相手も動けないしね…
行こう

タッタッタッ(立ち去る音)

蓮斗

……

アロエ

おーい大丈夫か!?

ユサユサ(蓮斗を揺らす)

蓮斗

ZZz

アロエ

寝てる…

アロエ

このままじゃまた影狼きた時にやられるし…

アロエ

植物さん達〜運ぶの手伝ってくれなーい?

植物が伸びて蓮斗を運び出す

アロエ

とりあえず安全な所…
植物さん達ついでに教えて〜?

タッタッタッ(植物と蓮斗と共に立ち去る)

時を戻して気を引きつけた時

アロエ

おらぁ!!!

リツ

おわっ!!

アロエ

あなた氷属性なんだ?

アロエ

ならボクの方が有利だね!

植物が生えては大きな針のように 下から突き刺そうとする

リツ

おっととと!?

それを一部凍らせつつ 間一髪で避けていく

リツ

地属性…か

リツ

だけど植物なら切れるよな!

氷を剣のように変形させ 生えてきた植物を切っていく

アロエ

うわっ!植物さん達泣いてるよ…!

アロエ

ならこれはどうかな?

大きな木を生やしその根っこや枝で攻撃を開始する

リツ

これも切ってやるで!

ガッ(剣が根っこに当たる)

リツ

流石に一回だけでは切れやんか…

リツ

ならもう一回!

リツ

……って抜けへん…!!

よく見るとその根っこから新たな根っこを生やして剣を固定していた

リツ

(しかも表面が少し溶けて水ついてるから木が元気になってる…?)

リツ

やっぱり相性悪いわ…

リツ

もーやめや!やめやめ!

リツ

このまま戦っても勝つ気せえへんわ!

ユキナリ

…リツ
取ったもの持って帰るか

アロエ

!!

リツ

了解!
けど急にどうしたん?

ユキナリ

もう相手も動けないしね…
行こう

タッタッタッ(立ち去る)

リツ

って怪我しとるやん!

リツ

だから撤退か?

ユキナリ

ユキナリ

相手が動けないのも事実だ
血も結構出てるし…撤退した方がいいと思っただけ

リツ

応急処置してあげるな

リツ

一旦止めやな

氷で傷口を凍らせる

ユキナリ

冷たっ

リツ

はい!血止めるだけに凍らせてるから
はよ戻らな凍傷なるで!

ユキナリ

そこら辺も考えてくれよ…

襲撃同時刻 とある公園

とりあえず取ってこれる分は取ってこれましたね…

ドール

いいんじゃない?このぐらいで

ドール

これ以上は私達にはきついわよ?

そうだよね…

…あ

ジーラッ・ムー

影狼だ!

あ…あわわわ……

ドール

心ちゃんどうする?

えっと……命令は…
『目撃者は倒せ』って言ってたから…

た…倒さなくちゃいけないです…

ご、ごめんなさい…!!

ドール

なら操っちゃいましょう?

糸を出し魂達を操ろうとするが 触れた瞬間に 糸が消えてしまった

ドール

あら?

ジーラッ・ムー

そんな事
させないよ!

ジーラッ、私……どうしたらいい……?

ジーラッ・ムー

無理してない?

…うん

(魂っていう子なんだか淀んだ色をしてる…初めて見た…
一体どんな感情なんだろう…)

ジーラッ・ムー

ジーラッ・ムー

わかった

ジーラッ・ムー

ぱぱっと倒そっか!

ジーラッ・ムー

クナイで後ろから援護してて!

わかった…

!そうだ…
た…倒さないと……

弓をつがえ魂に狙いを合わせて引くが 放つ気になれなかった

(…っ
やっぱり…無理…
なんだか心がモヤモヤする……)

ね…ねぇ…ドール……

やっぱり逃げます…!

ドール

え?どうして?

あの子になんだか攻撃できないの……

ドール

……はぁ
わかったわ

ドール

貴女のことを尊重するわ

ドール

『真名解放』

ストリング・スレッド

じゃ、とっととずらかりましょうか!

ストリング・スレッド

相手の言霊チート級の能力だと思うの
だから速く動くからしっかり捕まっててね、心

う、うん!

ストリング・スレッド

今回は逃げさせてもらうわ〜
それじゃあね〜

ビュン(荷物と共に糸を使い立体機動装置のように飛んでいく)

ジーラッ・ムー

…行っちゃった

ジーラッ・ムー

何がしたかったんだろ?

…取ったもの持って行かれたね……

ジーラッ・ムー

まぁいいや!
街の人の避難誘導しようか魂

……わかった

襲撃同時刻 とある路地裏

狼牙

あ”〜

狼牙

みーんな俺たちの事恐れてどっか行っちまった

影氷

それだけキミの影響力が強いんだよ!

影氷

だーけど残念

影氷

痛ぶりたかったなー

狼牙

へっ
趣味悪り〜

影氷

あ“?

狼牙

すんません

カウル

なんだなんだー?

アン

おい!カウル待て!

狼牙

ん?
こんな所に一般人

影氷

わははっ!
ちょうどいいや!

カウル

…面白くなさそう

アン

ってかお前影狼のボスだろ!

狼牙

俺も有名人になったものだねぇ〜

影氷

さっすが狼牙

カウル

…なら倒さないと

カウル

この街が面白く無くなっちゃう

アン

本気で言ってんのか⁉︎

アン

逃げた方が得策だ!いくぞ!!

カウル

けどっ…

アン

死にたく無いだろ!そっちの方が面白く無い!!

カウル

…わかった

アンが闇を操り目隠しをする

がそこから氷が地面を這いカウルの足を凍らせた

カウル

あ…足が凍っちゃった…!!

アン

なっ!?

影氷

闇属性に闇属性とはバッカだね〜

影氷

僕のサンドバックになってもらおうか?

アン

は、早く溶かさねぇと…!

カウル

双剣で削れるかな…?

アン

ッチ!
『真名解放』!

コスモ・アンブラー

時間は俺が稼ぐから早く削ってくれ!!

カウル

わかった!!

コスモ・アンブラー

おら!

闇の玉を作り出し打ち出すが全て避けられる

影氷

焦って狙いが定まってないぜぇー?

コスモ・アンブラー

時間が稼げりゃそれで良いんだよ!

狼牙

おぉ〜かっこいい〜

カウル

硬い…

カウル

けどあとちょっとかな…

影氷

じゃ、今度はこっちの番〜

闇の爪を作り出しアンに飛びかかる

コスモ・アンブラー

ぐっ…!!

闇の壁を作り出し防ぐが 相手のMPが高いからかヒビが入り始める

コスモ・アンブラー

く…そっ!

カウル

おりゃりゃりゃりゃー!!

パキンッ(氷が壊れる)

カウル

行けた!!
アン!いくよ!!

アンの手を引っ張り逃げ出す

影氷

…あーあ

影氷

逃げちゃった〜

狼牙

早く取って行こうぜ

狼牙

また見つかったらやっぱ面倒せぇや

狼牙

そろそろ協会も来るだろうし

影氷

あーい

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