僕はどこで間違えてしまったんだろう。
そう思わずにいられないこの光景。
思わず現実逃避したくなるような。
そんな…光景…。
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JUNGKOOK
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当然返事は返ってこない。
それでも話し続ける。
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どこまでも広い、 暗くて小さな星とうっすら見える、 月の光が輝く夜空を見つめながら、 ジョングガの手を握る。
握り返してもくれないジョングガの手。
時にこの手が冷たくて、 不安になるんだ。
それも手だけではなく顔も冷たくて。
それと、 目を覚まさないことが重なって。
だから、
ジョングガが、 死んでしまったのではないかって。
不安がいっぱいいっぱいで、 僕の不安はつのるばかりだった。
ジョングガが起きない、 目を覚ますはずがない、
そういうのはわかってた。
医師だって、 もう諦めをついていた。
でも、 僕はそんな事実を知っててもジョングガは今年の記念日までに起きてくれるって、
そう思い続けた…。
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笑いかけてもクスリとも笑わない。
それでも…。
僕は君に届いてると信じて、 ずっと話しかけた。
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続いて言おうとした言葉が、 喉に引っかかって言えない。
それと同時に次は鼻の奥がツンとして、 目の奥が熱を持っているみたいに熱くなった。
泣かないと決めたのに…。
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そう言って、 今日1日ジョングガと過ごす日がまた終わった。
そして、 次の日となりまた朝一番にジョングガがいるとする病院に向かう。
ドアを開けて、 ジョングガはまだ眠り続けている。
そんな光景はもう見なれた。
それでも、 もう目を覚まさないと思うと涙が溢れそうで。
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もう限界だ。
ジョングガの声が聞きたい。
ジョングガと話したい。
ジョングガに名前を呼んで欲しい。
ジョングガに僕を見て欲しい。
目を合わせて欲しい。
ジョングガに笑って欲しい。
泣き虫のヒョンは嫌いだって怒って欲しい。
ジョングガに抱きしめて欲しい。
前みたいに…、 僕に大好きだって愛してるって
その一言を言って欲しい…。
ああ、 時間を戻せればこんな悲劇に続きはなかったのに。
……違う
僕を庇ったから。
僕がいたから。
僕のせいでジョングガは…。
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コメント
29件
なあにい!!! え、私の通知にこのお話がいらっしゃらなかった...😇 好きですううう泣きますうぅぅ てかカバ画のグテ集(?)最高ですっっ!!!
˚‧·(´ฅωฅ`)‧º·泣けますねぇ
泣けますなぁぁあああ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)ぁ"ぁ"ぁ"