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今日は蓮と映画を見に来ている
〇〇
うぅぅ(｡>︿<｡ )
〇〇
よかったねー
あの映画！
あの映画！
蓮
〇〇、めっちゃ泣いてたじゃん笑
〇〇
だってー感動したんだもん!!
その時
〇〇
(ん？あの子危ないんじゃ…)
信号を渡っている女の子にトラックがすごいスピードで近づいている
〇〇
えっ?!危ない!!
気づくと私は女の子のところに走っていた
蓮
ん？〇〇どこに…〇〇?!
(ﾄﾞﾝｯ)私はギリギリで女の子を助けることができた。しかし…ｷｷｨｰ
蓮
〇〇?!
私は信号無視のトラックにはねられてしまった
女性
キャー、女の子がトラックに…！
誰か救急車!!
誰か救急車!!
蓮
〇〇!!大丈夫?!
しっかりして、〇〇!!
しっかりして、〇〇!!
母
〇〇!!
亮平
〇〇!!
蓮
〇〇のお母さん、阿部ちゃん…
すみませんm(_ _)m…俺…〇〇と一緒にいたのに〇〇を守れなかった
すみませんm(_ _)m…俺…〇〇と一緒にいたのに〇〇を守れなかった
亮平
めめ、めめのせいじゃないから…
自分を責めないで！
自分を責めないで！
蓮
でも…
母
とりあえず、お医者さんからの話を聞きましょう
医師
〇〇さんですが、トラックにはねられたことにより、頭を強くうっています。しかし、命に別状はありません。
母
あの…〇〇の目は覚めるんですか？
医師
今の状況では何も…
母
そんな…
医師
しばらく、様子を見てみましょう
母
はい、分かりました。
亮平
母さん、どうだった？
母
命に別状はないって…ただ、いつ目が覚めるか分からないらしいわ…
亮平
そんな…
〇〇の意識が戻らない間、俺は 毎日、〇〇の病室を訪れた
蓮
〇〇…早く戻ってきてよ…
早く元気になって一緒に出かけよう…？〇〇の笑った顔が見たいよ…
早く元気になって一緒に出かけよう…？〇〇の笑った顔が見たいよ…
〇〇
･･･
それから約1週間後
亮平
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通話
00:00
蓮
ん？阿部ちゃんからだ…
蓮
はい、もしもし？
どしたの？阿部ちゃん…
どしたの？阿部ちゃん…
亮平
めめ！今から病院来れる？
蓮
えっ？どしたの？
そんなに慌てて…
そんなに慌てて…
亮平
〇〇の…〇〇の意識が戻ったんだ!!
蓮
えっ?!わかった
すぐ行く！
すぐ行く！
蓮
ハァハァ…
〇〇!!
〇〇!!
亮平
あっ、めめ！
〇〇、めめが来てくれたよ！
〇〇、めめが来てくれたよ！
〇〇
えっ？お兄ちゃん、めめって？
亮平
えっ？
蓮
〇〇、蓮だよ！
〇〇
えっと…ごめんなさい
どちら様ですか？
どちら様ですか？
蓮
えっ…ほんとに俺が分からないの？
〇〇
はい…ごめんなさい
母
すぐにお医者さんを呼びましょう！
医師
これは、記憶障害かもしれません
蓮
記憶障害？
医師
はい。頭を強くうったせいで記憶の一部を忘れてしまうことがあるのです。
蓮
じゃあ、〇〇は俺の記憶だけないってことですか？
医師
そういうことになります。
蓮
治らないんですか？
医師
いえ、何かきっかけがあれば記憶が戻ることがあります。しかし…いつ戻るかははっきり分かりません…
蓮
そうですか…
続く
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