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紫苑
蘭奈
紫苑がつぶやくと、蘭奈は理解できないというような顔をした。
まあ、そりゃあそうよね
だって私たちが永遠乃鬼姫菖蒲隊に入ったのは、吸血姫の所為だものね
蘭奈
蘭奈
紫苑
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
紫苑
蘭奈
紫苑
紫苑
紫苑
紫苑
紫苑
紫苑
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
紫苑
紫苑
紫苑
紫苑
紫苑
紫苑
蘭奈
紫苑
蘭奈
蘭奈
紫苑
紫苑
紫苑
蘭奈
紫苑
蘭奈
紫苑
紫苑
蘭奈
紫苑
蘭奈
紫苑
私はどうしようもないくらいの嘘つき。
一番嘘をつきたくない相手に嘘をついている。
その嘘は、笑顔だった。
笑っていれば、ある程度の辛さは気づかないでいられるから。
少しは余裕のある、頼れる姉さんに見えるから。
本当は余裕なんてない。
いつも生きるのに必死で、頼れる姉さんになんてなれない。
こんな私でも慕ってくれる最愛の妹がいるんだもの。幸せかしら。
こんな私を愛してくれる優しい妹に、幸せになってほしいと思っている。
私の分まで、大好きな男の子と幸せに暮らしてほしい。
…なんて、私の我儘かしら。
きっとその世界に、私は存在しない。
この道を選んだ以上、私には明日の命の保証はない。
それは最愛の妹も変わらない。
この永遠乃鬼姫菖蒲隊を抜けて、年相応の普通の女の子になってほしい。
きっと私はいないでしょうから、もう過去にして。
大切な妹の幸せを願うのは、いけないことではないでしょう?
紫苑
綺麗な星と月の下、一人の少女が願ったものは
叶うことはなかったのでした。
紫蘭
紫蘭
紫蘭
紫蘭
紫蘭
氷翠
紫蘭
紫蘭
紫蘭
氷翠
紫蘭
紫蘭
紫蘭
紫蘭
紫蘭
紫蘭
氷翠
紫蘭
氷翠
紫蘭
氷翠
氷翠