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とりあえず、まちことのLINEを終えた
さて……どうしたものかなぁと玄関で考え込む
ニキ
ニキ
ニキ
しろしんせんせー
先にリビングに行っていたニキが、不思議そうな顔で覗き込んでいた
ニキ
ニキ
しろしんせんせー
ニキ
心配そうな顔を向けながら、トコトコとやってくるニキ
しろしんせんせー
しろしんせんせー
ニキ
しろしんせんせー
ニキ
そっと頬に手を当てて顔をのぞき込まれる
しろしんせんせー
ピクっと反応してしまう身体が恨めしい……
ニキは、甘い雰囲気になるとよく頬に手を添えてくる
キスをする前はとくにそうだった
軽く身体を震わせる俺に気づいて、ニキがフワッと笑った
ニキ
しろしんせんせー
しろしんせんせー
ジッとニキを見つめながら、無意識にニキの手のひらに顔をスリっと擦り付けていた
それを見たニキは、一瞬目を見開いてから、また優しい笑顔を向けてきた
ニキ
しろしんせんせー
ニキ
昨日とは違って、優しく大事なもののように手を引かれた
しろしんせんせー
ニキ
ソファーに座って、ポンポンと隣を叩くニキ
俺はその声に導かれるように隣に座った
ニキ
なんとなく、間を開けて座ったらムスッとした顔で引き寄せられた
しろしんせんせー
ニキ
ニキ
ピッタリとくっつくような距離に、俺は少し戸惑った
そして、俺の肩にトンっと頭を乗せてこられて、またビクッと身体が震えた
ニキ
しろしんせんせー
しろしんせんせー
ニキ
ニキ
しろしんせんせー
正直居心地は悪い
というか、こんなニキは初めてで、ドギマギする
しばらくそのまま無言の時間が過ぎていった
しろしんせんせー
気まずすぎて、立ち上がった俺の腕を、ニキは優しく掴んだ
俺を見上げる瞳は、心做しか潤んでいる気がした
しろしんせんせー
しろしんせんせー
ニキ
ニキ
しろしんせんせー
ニキ
しろしんせんせー
しろしんせんせー
いつもなら、「セフレやろ」って茶化すところだ
でも今日はそれではダメな気がした
しろしんせんせー
ニキ
しろしんせんせー
無意識に手を伸ばしてニキの顔を抱きしめた
しろしんせんせー
しろしんせんせー
ニキ
抱きしめてるから顔は見えないが、少し泣いてるような声で呼ぶニキ
それが愛おしくて、ゆっくりと頭を撫でた
しろしんせんせー
しろしんせんせー
しろしんせんせー
ニキ
ニキ
しろしんせんせー
しろしんせんせー
俺は、少し震えているニキを抱きしめて、落ち着くまで頭を撫で続けた
しろしんせんせー
しろしんせんせー
しろしんせんせー