霊花
霊花
雫
霊花
霊花
霊花
霊花
背中にあった翼は君と共に無くした
飛べた頃の記憶は擦り傷のようには消えてくれない
月が丘を行く夜光虫を引き連れて
手付かずの一日が何も言わずに終わっていく
僕が居なくても地球は回り続ける
君が居ないなら僕の朝はもうやってこない
草むらで転げまわって森の奥で眠った
何度か争いもしたけどそれは全て永遠のため
未来の向こうへ行くため
背中にあった翼は君と共に無くした
飛べた頃の記憶は擦り傷のようには消えてくれない
君を取り戻すそればかりか考えていた
時の濁流に押し流されてしまわぬよう
思い出は何も語らない縋つくあてもない
残った涙はあと少しきっと君には届かない
最後の雫が、落ちていく
突然夜が弾けた光が空へ飛び散った
堪らず閉じた瞼を開けるとそこには君がいた
背中にあった翼は今やもう必要ない
洗い立ての太陽が優しく僕らを照らしてる
これからは大地を踏みしめて
君を抱いて歩いていこう
霊花
霊花
霊花
霊花
霊花
霊花
霊花
コメント
5件
獣の奏者なつかしい
そうなんですね!素敵なお名前です❗