今回は番外編で教師メインのお話です
アヴドゥルが主人公となっております
本編とは違った世界観をお楽しみください
アヴドゥル
飲み会、ですか?
ジョセフ
おう!今日は色んな先生が予定空いてるらしくてよ、どう?
アヴドゥル
私は……やめときます
ジョセフ
えぇ、なんでぇ?
シーザー
ジャンの事か?
アヴドゥル
……はい、1人にさせると不安で
ジョセフ
んなもう歳だし〜って言いたいところだけど、ジャンだからねぇ
シーザー
なら承太郎達といればどうだ?それなら安心だろ?
シーザー
せっかくだからお泊まりとかさせたらいいじゃあないか、花京院も入れて、それなら安心できるだろ?
シーザー
それに今日は金曜だ、明日は事情があって学校の仕事がないからな、せっかくだし気を楽にしていこう
シーザー
あんたは無理しすぎだ、たまには肩の力を抜け、な?
アヴドゥル
……分かりました、そういうのに参加しないのも印象悪くなってしまいますし
ジョセフ
よぉし!決定ね!今日6時くらいから行くつもりだから!
居酒屋
ジョセフ
はーい、皆で〜?
カンパーイ!
アヴドゥル
こう見ると、ほんとに先生が多いな
シーザー
まぁ予定空いてる先生が多かったしな
ジョナサン
やぁ!皆楽しんでる?
ジョセフ
ジョナ兄〜っ!やっほやっほ!
ジョナサン
ふふっ、やっほ〜!
ハイタッチが綺麗に響く
エリナ
うふふ、お二人共ほんとに元気なんだから
シーザー
エリナさん、こんにちは
アヴドゥル
お二人共お疲れ様です
ジョナサン
2人もありがとう
ジョナサン
今日はせっかくの飲み会だし、ゆっくりしてね
アヴドゥル
はい、ありがとうございます
アヴドゥル
(と言っても、何をすればいいのか…)
アヴドゥル
(ポルナレフは大丈夫だろうか、今承太郎の家にいるが……心配だ)
ジョースター家
ジャン
にしてもここ広いなぁ!客部屋にお泊まりさせてもらってすまねぇな
花京院
にしても、アヴドゥルがジャンを独りにさせたくないってらしいけどな
承太郎
別に俺はいつでも大歓迎だから構わねぇぜ
承太郎
ここはベッドが丁度3つあるからな、皆で寝れるぜ
花京院
ふふ、こういうの懐かしいな
ジャン
ん?前もお泊まりしたのか?
承太郎
……そうだな、ずっと前だが
ジャン
そっか!俺初めてだから少し羨ましいぜ
花京院
ふふ、なら今日は楽しまないとな
ジャン
おう!
アヴドゥル
……心配だ
ホル・ホース
おぉ〜、よぉアヴドゥルのだんなぁ!
アヴドゥル
………………
ホル・ホース
おいおい無視かよォ?前世の事は謝っただろォ?
ホル・ホース
お互い水に流そうって言って了承したじゃあねーかよ
アヴドゥル
まずお前と関わるのが嫌なんだ
ホル・ホース
冷たいねぇ、悲しいぜぇ?
ジョセフ
おいおいホル・ホース、アヴドゥルは飲み会初めてなんだしだる絡みするなよ〜
ホル・ホース
へいへいわかってますよォ
ホル・ホース
んじゃまたなぁ
アヴドゥル
……はぁ、困ったやつだあいつは
ジョセフ
前世から変わらねーな、あいつも
ジョセフ
まぁ……皆か
ジョセフ
………でも、お前に会えた時すげぇ嬉しかったのぉ
アヴドゥル
ジョースターさん、口調
ジョセフ
おっと、あぶね
ジョセフ
嬉しかったぜーっ!
アヴドゥル
い、言い直さなくていいですよ…
アヴドゥル
でも、私もです…みんなにまた会えてよかった
アヴドゥル
ジャンも……
ジョセフ
ふふ〜、ジャンに会ってから一気に笑顔増えたよな〜
ジョセフ
まぁお前はあいつに思い入れあったしな
ジョセフ
今はジャンはジャン、あいつはあいつと分けてるが…やっぱ見比べちまうよな
アヴドゥル
えぇ…笑う顔がそっくりなので
ジョセフ
そういやさ、アヴドゥル、俺の事タメでやってみろよ!
アヴドゥル
えっ?!
ジョセフ
前から言ってるのにいっつもやってくれないからさぁ、シーザーも俺も悲しいぜぇ
シーザー
そうだぞアヴドゥル、一応俺たちは今は年下なんだぞ?
アヴドゥル
え、えぇ……流石に申し訳ないというか
ジョセフ
別に俺たちは何とも思ってねぇの!ほら!
アヴドゥル
う……分かり…った
シーザー
敬語が混ざっておかしくなっているからやり直しだ
アヴドゥル
ぐっ、分かった…ジョセフ、シーザー
ジョセフ
〜〜っ!!!
ジョセフ
よくできましたアヴドゥル〜!よしよししてやらぁ!!!
シーザー
ジョジョ、俺も混ぜろ!
アヴドゥル
ちょっ?!2人とも絶対酔ったでしょう?!
ジョセフ
酔ってないよーん!!!
シーザー
そうだぞー!というか敬語!
アヴドゥル
うぐっ、理事長!助けてくださいっ!
ジョナサン
ふふ、いいじゃあないか、アヴドゥル先生
ジョナサン
2人に可愛がられるなんて滅多にないからせっかくだし沢山可愛がってもらったらいいよ
アヴドゥル
そ、そんなぁ!!!
アヴドゥル
はー…なんとか、逃れた
アヴドゥル
全く……だる絡みダメと言ったのはどこのどいつなんだ
ツェペリ男爵
大変だったね、アヴドゥルくん
アヴドゥル
…ツェペリ先生
ツェペリ男爵
随分面白いところを見せてもらったよ
アヴドゥル
み、見ていたのなら止めてくださいッ!あの二人すごく容赦ないんですからッ
ツェペリ男爵
あの2人だから儂も止められんよ、酔っとるし
ツェペリ男爵
ほら、また来るぞ
アヴドゥル
えっ?!
ジョセフ
アヴドゥル〜!お前飲んでないだろ?!
シーザー
少しくらい飲むぞ!
アヴドゥル
ちょ、ツェペリ先生……!
ツェペリ男爵
グッドラック!
アヴドゥル
そんなぁッ!!!
ツェペリ男爵
…行ったな
ツェペリ男爵
今日は随分と賑やかですな
吉良吉影
……そう、ですね
ツェペリ男爵
あ、こちらのワイン空いてますよ、良かったらどうぞ
吉良吉影
…ありがとうございます
ツェペリ男爵
吉良先生が珍しいですね、ここに来るなんて
ツェペリ男爵
ほとんど高等部の先生が多いですが、皆さんいい人たちなのでね
吉良吉影
えぇ…いい人たちですね
吉良吉影
特に………褐色の彼
ツェペリ男爵
あぁ、さっきの
ツェペリ男爵
アヴドゥル先生ですよ、養子の息子さんがいてね、高等部にいますよ
吉良吉影
…銀髪の子ですか?
ツェペリ男爵
おや、知ってたんですね
吉良吉影
えぇ…聞いた事、あるので
吉良吉影
……………………
END