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竜春最高すぎル。 春九もやって欲しいナ、。
はいー今回初のえっちですー
うへへ書くん楽しみ((
ちょっと蘭竜あります
過激〇 通報✕
じゃーどーぞ!
ある日
1人自室のベッドに座る竜胆は 思いにふけっていた
もう春千夜と付き合って数ヶ月
あのハグから何も進展がなかった
竜胆は不安になっているのだろう
浮かない顔をしている
と蘭が部屋に入ってきた
灰谷 蘭
何やら上機嫌だ
気持ちの良い事があったのだろうか
灰谷 竜胆
暗い顔をした竜胆が答える
ここは流石兄である
直ぐにその異変に気づいた
灰谷 蘭
竜胆の横に座り顔を覗き込む
聞き上手、と言うべきか
彼も兄である
弟の話を聞き出すのは得意なのか
それともただ竜胆が蘭に話す事が多いだけなのか
どちらも、かもしれない
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
竜胆が呟き蘭が目をぱちぱちする
予想外の答えが帰ってきたようだ
もっと深刻な事かと思っていたらしい
春千夜関連だろうとは思っていたがこんな事とは、と思っているようだ
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
どんどん竜胆が話し始める
1度言ってしまうと言葉がするする出てくるようだ
蘭はしっかりと聞き取れているようだが
灰谷 蘭
と、蘭がまとめる
そう、竜胆は中々何もしてこない春千夜に痺れを切らしているのだ
せめてキスぐらいはしたいだろうに
こちらとしては更に先へ進んで欲しいのだが
灰谷 蘭
なにか思いついたのか
竜胆に蘭が耳打ちする
竜胆は目を見張って首を振った
灰谷 竜胆
驚きの内容だったのか何なのかは知らないが
顔が赤くなっている…
という事はまぁそういう事だろう
確かに蘭は手が早そうである
灰谷 蘭
そう蘭が言う
確かにそれも一理あると思ったのか
竜胆が悩み始めた
そんな竜胆に更に蘭が畳み掛ける
灰谷 蘭
その言葉に竜胆がブワッと赤くなる
蘭も中々に酷い男である
この反応をする事を分かっていてのあれだろう
現に今竜胆の横でニコニコしている
灰谷 竜胆
恥ずかしがっている竜胆が言う
彼には刺激が強すぎたようだ
そっちの方ではまだまだ蘭には及ばない
灰谷 蘭
揶揄うように蘭が言った
竜胆の頬をぷにぷにとつついている
抵抗はしていないので竜胆も嫌ではないらしい
と、蘭のスマホが振動した
灰谷 蘭
そうベッドから立ち上がった
仕事が入ったのだろう
上機嫌で扉から出ていった
暫くムスッとしていた竜胆がベッドへ倒れ込む
そして意を決した様な顔をすると
同じく扉から出て行った
時刻は夜9時
扉から竜胆が部屋へ入ってきた
そして机の上に何か置くと
そそくさと部屋から出て行った
2時間後
仕事終わりの春千夜が部屋へ入ってきた
机の上のソレを見つけると
すぐ様手に取りそれを飲んだ
更にまた数十分後
また竜胆が部屋にやってきた
灰谷 竜胆
何かに気づいたようで目を見張っている
灰谷 竜胆
顔を赤くし口元を手で覆っている
ニヤけているのか
それはさておき、一体何があるのか
そろそろネタばらしだ
灰谷 竜胆
竜胆が見つめるそのソファには
春千夜が横たわっていた
さてそれは何故か
理由は勿論蘭である
あの時蘭は竜胆にこう囁いていた
「 三途に薬盛ってそのまま犯せ 」
合意もなくそんな事はできないと思っていた竜胆だが
蘭に唆されるままやるに至ってしまった
三途 春千夜
目をチカチカさせ涙を流している
これは竜胆も敵わない
蘭もこれを考えての事だろう
やはり蘭の方が1枚上手だ
三途 春千夜
手を探るようにパタパタする
完全に薬がキマっている
酒も随分と飲んだようで
机の上には何本もの瓶が転がっている
灰谷 竜胆
とニヤニヤしながら竜胆が春千夜に近づく
春千夜はまだポヤポヤしていて
少し首を傾げている
この男、黙っていれば誰でも騙せる程の美貌の持ち主である
竜胆の理性を失わせる事も難しくないだろう
と、急に春千夜が竜胆のネクタイを掴んだ
灰谷 竜胆
そして力の限りグイッと引っ張る
ソファに寝転がり少し首を起こしているだけの状態なので
流石の竜胆も体制を崩す
そして春千夜の方に倒れる
灰谷 竜胆
春千夜が顔を近づけキスをした
ネクタイにかけていた手を首へ
空いていた方の手を後頭部へ持っていく
三途 春千夜
目を瞑りただひたすらに快楽を求める春千夜と
何が何だか分からずされるがままになっている竜胆
やはりこの2人、可愛らしい
先々行く春千夜のキスに
必死についていく竜胆
竜胆は上の設定なのだが
大丈夫なのだろうか
三途 春千夜
灰谷 竜胆
竜胆が必死に声をかけるが薬の効いている春千夜には届かない
このまま引っ張られてしまうのだろうか
こちらとしては早くして欲しいのだが
と、竜胆が春千夜を押し口を離した
灰谷 竜胆
顔を赤くし腕で隠している
押された春千夜は驚いているが大丈夫だろうか
三途 春千夜
我に返ったように春千夜が泣き出す
焦った竜胆がアタフタする
どうすればいいか分からない手が空をさまよっている
その竜胆に春千夜が手を伸ばす
ソファに寝転んでいる春千夜に竜胆が覆い被さる風になった
やるなら今だが竜胆はどうするのか
頬を赤く染めた春千夜が竜胆の頬に触れる
灰谷 竜胆
この状況で既に竜胆は色々とやばい訳だが
薬のキマっている春千夜はそんな事お構い無しに竜胆を触りまくる
はてさて竜胆の理性は大丈夫だろうか
灰谷 竜胆
意を決した様に竜胆が言う
触ってくる春千夜の手をどけると耳元に口を近づけ言った
灰谷 竜胆
竜胆が何を問うているのか
春千夜は直ぐに察し頷いた
これで竜胆は春千夜に了承を得た事になる
それを見た竜胆は微笑み春千夜に顔を近づけた
誰もいない部屋でクチュクチュという音と2人の吐息が響く
三途 春千夜
灰谷 竜胆
今度は竜胆ががっついている
さっきのでストッパーが外れたらしい
止まる気配がない
やはり彼が上で良かった
下でもまた違う良さがありそうだが
この2人の場合上が適任だろう
灰谷 竜胆
竜胆にはそういう性癖があるのだろうか
春千夜は直ぐ頷き服を脱ぎ始めた
嫌々ではなさそうだ
薬がキマっているからだろうか
自分で服を脱いでいる春千夜にゾクゾクしている自分がいる事に
竜胆は気づいていた
上の服のボタンを外し終わった春千夜が竜胆の方を見る
灰谷 竜胆
と春千夜の頭を撫でる
すると春千夜は気持ち良さそうに目を瞑る
その行動は竜胆を煽る材料になったようだ
これが自覚無しでやっているのだから
やはり薬は怖い
三途 春千夜
急に黙ってしまった竜胆を心配したのか
驚いているのか
春千夜が竜胆の名前を呼んだ
下を見ていた竜胆は顔を上げ微笑むと
春千夜の下を指さした
灰谷 竜胆
確かに上だけではち〇びしか触る事ができないが
それとも春千夜を恥ずかしくさせたいだけなのか
竜胆の意図はまだわからない
そして当の春千夜は何食わぬ顔してズボンを脱ぎ始めている
差恥心など欠片もないようだ
竜胆はやはりそういう性癖を持っているのか
灰谷 竜胆
春千夜の頭を撫でながら竜胆が言う
もう彼にベタ惚れである
まだ始めないのかと春千夜が不思議そうに首を傾げる
竜胆のモノも春千夜のモノも既に勃起しているが
経験のない竜胆はこれからどうしていくつもりなのだろうか
灰谷 竜胆
そう言って自身のモノを取り出す
中々のサイズだ
恐らく処女であろう春千夜のアナにこれは入るのだろうか
竜胆が自身のモノと春千夜のモノをくっつけ擦り始める
三途 春千夜
気持ちよすぎるのか春千夜が必死に首を振る
当の竜胆は聞く耳を持たず
そのままぬき続けている
灰谷 竜胆
三途 春千夜
早々に限界が来たのか
春千夜が竜胆の首に手をかけ達した
名前を呼びながらとは中々やる
それを見て竜胆も達した
双方かなりの早漏だ
2人とも2人なりの理由はあるだろうが
灰谷 竜胆
ここが共同のスペースだと言う事を覚えているのだろうか
竜胆は既にアナを拡げようとしている
どこから取り出したのかローションを指にかけ
キツい春千夜のアナにいれた
三途 春千夜
流石に異物感があるのか
春千夜が嫌そうな声を出す
初めてなのでしょうがない
竜胆もイイところを探そうと必死なのだ
それに慣れるまでは時間の問題である
三途 春千夜
ようやく竜胆が見つけたようだ
春千夜が腰を跳ねさせ声を出した
まるで女性のような
これには竜胆もビックリしている
流石にこれだけで達した訳ではなさそうだが
この調子だと挿れるだけでイきそうである
灰谷 竜胆
心配そうに竜胆が聞く
それにしても男のイイところなど何処で習ったのか
心当たりがあり過ぎる
彼以外に教わる人などいないだろう
三途 春千夜
小さく春千夜が頷く
勿論気持ちよくはあったが達する程ではなかったので
キツくはないらしい
あわよくば早く挿れてくれとでも思っているんじゃないだろうか
春千夜が頷くのを見た竜胆は 再び指を動かした
三途 春千夜
何度もイイところ(前立腺)に当たっているのか
いや当てているのか
春千夜が何度も声を上げる
下に指をいれながら竜胆がキスをする
2人の吐息とクチュクチュという音だけがまた部屋に響く
3本ほどいれアナも解れてきたところで
竜胆が聞いた
灰谷 竜胆
最後の確認だ
とても念入りである
蘭の提案にまんまとのってしまった事を後悔しているのか
春千夜を嫌がらせたくはないようだ
春千夜がおずおずと首を縦に振った
それを見た竜胆はアナに自身のモノを当てる
そしてぐぷぐぷと先から挿れていった
三途 春千夜
気持ちよさそうに春千夜が声を出す
初めての経験に戸惑ってはいるものの
その快感に脳を支配されているようだ
人間誰しも快感には目がないものだろう
灰谷 竜胆
挿れている側の竜胆もその気持ち良さに顔を歪めている
竜胆が腰を更に前へ進めていく
三途 春千夜
奥に挿れていく過程でイイところに当たったのか
春千夜が腰を跳ねさせる
完全に仕上がっている
竜胆もこんな技術をいつ身につけたのだろうか
うん、心当たりしかない
灰谷 竜胆
そう少しづつ腰を前に進めながら
春千夜の頬に触れ竜胆が言う
三途 春千夜
ぽろぽろと涙を流しながらせがむように春千夜が言う
名字ではなく名前で読んで欲しいようだ
なんて可愛いお願いだろうか
竜胆のモノがデカくなる
三途 春千夜
灰谷 竜胆
そう軽くため息をつき竜胆が言う
急にデカくなったモノに春千夜も驚いている
だが無自覚に煽っているのは春千夜の方だ
竜胆がこんな反応をするのもしょうがないだろう
灰谷 竜胆
さっきのお願いを聞き入れたのか竜胆が名前を呼んだ
その声に春千夜のナカもキュウキュウと締まる
灰谷 竜胆
そう低い声で言い
竜胆が少し腰を引いた
三途 春千夜
と春千夜は間抜けな声を出したが
竜胆が言ったこの意味をわかっているのだろうか
この様子じゃわかっていないようだが
次に来る快感に耐えれるのか
竜胆がパンパンと腰を激しく動かし突き始めた
三途 春千夜
デカい竜胆のモノが奥へ当たっているのか春千夜が悲鳴のような声を上げる
そして竜胆の首に手をかけ果てた
流石に奥まで突かれたらイってしまうだろう
そんな春千夜の奥の締め付けに竜胆も顔をしかめる
灰谷 竜胆
恥など全くない春千夜の喘ぎ声に竜胆も喜んでいる
こんな声を晒そうとも喜んでいる竜胆
中々に惚れ込んでいる
しかも喜んでいるからかその表情には笑みが溢れている
三途 春千夜
止めてくれ、と懇願する春千夜を見て更に竜胆がにやける
竜胆にはS気質があるのか
一向に止める気配がない
それどころか腰の動きが早くなっている気もする
既に何度もイっている春千夜からしたら凄い事だ
何度も来る深い快感のその上から更に押し寄せてくる快感
もう意識は持たないだろう
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
全くどこまでドSなのか
こちらとしては呆れ気味である
三途 春千夜
これ以上いくと結腸まで届いてしまう
その直前でこうやって動いているだけで何度もイっているのに
そんな奥までいかれたら
と、怖いのだろう
灰谷 竜胆
三途 春千夜
春千夜が懸命に首を振る
だが竜胆は聞く耳を持たず腰を引いた
そして勢いをつけ
春千夜のナカからぐぽっ、と音がした
三途 春千夜
灰谷 竜胆
春千夜が高く長く声を上げ
その熱さに竜胆が声を上げる
メスイキした春千夜は目の焦点が合っていない上、
足をガクガクと震わせている
灰谷 竜胆
三途 春千夜
やっと春千夜がメスイキしていることに気づいた竜胆が名前を呼ぶ
快感の余韻に浸っている春千夜に声は届かない
ふぅ、と息を吐き竜胆が春千夜の頬を撫でる
それで春千夜が気がついた
三途 春千夜
灰谷 竜胆
春千夜が竜胆の方へ顔を向け
竜胆が頭を撫でながら問う
それにこくりと頷く
灰谷 竜胆
まだイけていない竜胆が春千夜に言う
春千夜が少し驚いた顔をして頷いた
最奥まで挿れてしまう快感を知ったことからの好奇心だろう
竜胆が春千夜の方へ近づきキスをする
春千夜も竜胆の首に手をかけ目を閉じる
そして竜胆が腰を動かし始めた
三途 春千夜
唇を合わせたまま春千夜が喘ぐ
竜胆も眉間に皺を寄せながら春千夜の口の中に舌を入れている
下からも上からも快感を与えられて多幸感でいっぱいの春千夜に竜胆が言った
灰谷 竜胆
春千夜の最奥で腰を動かしながら笑って言う
灰谷 竜胆
三途 春千夜
やだやだ、と春千夜が首を振るも竜胆が止まる気配はない
灰谷 竜胆
三途 春千夜
春千夜が竜胆の名前を呼びながらイき、
竜胆も春千夜のナカで出した
盛大にイった春千夜は顔を逸らしてガクガクと足を揺らしている
恐らくトんだのだろう
灰谷 竜胆
勿論その声は届いていないが
竜胆が笑顔で頭を撫でながら言う
灰谷 竜胆
そう言って春千夜の頬にちゅ、とキスを落とした
と、そこに蘭が入ってきた
灰谷 蘭
どうやら殆ど見ていたらしい
弟とその恋人のセ〇クスを見るとはなんて趣味だろう
灰谷 竜胆
後処理をしながら竜胆が返す
灰谷 竜胆
ドサッと綺麗にされた春千夜をベッドに置く
春千夜を寝かせた隣に座った竜胆が言う
灰谷 竜胆
どうやら何かしてもらったらしい
これには心当たりがある
初のはずの竜胆のテクニックの訳だ
教えるなら絶対コイツだろうと思っていた
灰谷 蘭
やはりそうだった
折角教えたのにあんな所で…と思っているのだろう
だが蘭が教えたものは春千夜を喜ばせられたのだから良かったのだ
灰谷 蘭
先程の出来事の前
仕事を終えた蘭は部屋へ戻ってきていた
そしてそこに竜胆がやってきたのだ
何やら神妙な面持ちをしている
灰谷 蘭
あの計画を持ちかけた本人の蘭が問う
竜胆にこくっと頷いた
そして「あのさ…」と口を開く
ベッドに座った蘭が不思議そうに見つめていると
竜胆が言った
灰谷 竜胆
そう顔を真っ赤にして
蘭が目を見開く
実の弟にそんな事を教える羽目になるとは思わなかったはずだ
だがこの判断は正しいだろう
蘭も自分以外に竜胆がセ〇クスを教えられている所など想像したくないはずだ
灰谷 蘭
答えはわかっているだろうが
確認のため蘭が問うた
灰谷 竜胆
そう顔の赤いまま言った
やはり答えは合っていたようで蘭がうんうんと頷いている
竜胆も
蘭なら経験があるだろうと思い来たのだろうし
このお願いを断る訳にはいかないと
蘭は俄然やる気になった
灰谷 蘭
そう優しく言う
まぁ心の中では暴れ回っている訳だが
そして竜胆がちょこちょことベッドへ向かい、蘭の隣に座った
灰谷 蘭
実践で教えようと言うのか
蘭が言った
竜胆が一瞬驚いたような顔をして頷いた
概ね兄ちゃんならいいやとでも思っているのだろう
灰谷 蘭
そう言うと蘭は竜胆に口付けた
優しく舌を入れていく
灰谷 竜胆
初めてこんなに深いキスをする竜胆
初のキスが兄になるとは思わなかっただろう
暫くキスをすると蘭が口を離した
灰谷 蘭
舌でぺろっと唇の端を舐めながら蘭が言った
その顔にはまだ余裕が見えている
やはりコイツ中々の手練だ
そして竜胆のスーツを脱がせながら言った
灰谷 蘭
そう言う蘭の表情からは何も読み取れず竜胆も首を傾げる
一体どういう真意でこんな事を言っているのだろうか
一体今から何をする気なのか
こちらは予想できているが
竜胆はできていないかもしれない
灰谷 蘭
そして暫く経って
部屋には竜胆の喘ぎ声が響いていた
灰谷 竜胆
竜胆が首を振りながら蘭に訴える
灰谷 蘭
蘭の腰は一向に止まる気配がない
何故兄に正常位で 挿れられているのか
竜胆は未だに理解出来ていない
確かに教えてくれとは言ったがこういう風にとは
ていうかここまでヤるとは思っていなかっただろう
蘭は楽しそうに腰を振っている
灰谷 蘭
そう言いながら執拗に前立腺を攻めてくる
そこが終わったと思えば次は奥を突かれ
竜胆の目からは涙が溢れている
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 蘭
もう息も絶え絶えな竜胆の耳元で蘭が言う
その低く響く声に反応して
竜胆が腰をガクガクと震わせ果てた
灰谷 竜胆
激しくイった竜胆は虚ろな目で空を眺めている
灰谷 蘭
まだふわふわしている竜胆に蘭が問う
この状態で答えられるのか定かではないが大丈夫だろうか
灰谷 蘭
やはり無理だったらしく蘭が呟く
当たり前だ
イったすぐ後で問いに答えられる余裕があるだろうか
少なくとも今の竜胆にはない
灰谷 蘭
そう言いながら頬をぺちぺちと叩く
中々鬼畜だ
そして竜胆が戻ってきた
灰谷 竜胆
蘭の方をちら、と見て竜胆が言う
灰谷 蘭
そう言いながら頭を撫でる
蘭の目には竜胆はどう映っているのだろうか
灰谷 蘭
と、再び蘭が聞く
その問いに竜胆がこくりと頷く
それで満足したのだろう
蘭が笑顔でうんうんと頷き言った
灰谷 蘭
と、竜胆の方を見ながら
笑顔で言葉を続けた
灰谷 蘭
その言葉に押されるかのように竜胆は立ち上がり
灰谷 竜胆
と一言言葉を述べて
ドアから出ていった
三途 春千夜
朝春千夜が目を覚ますと
いつもとは違う天井が目に入る
そしていつもはあるはずのない声が聞こえた
灰谷 竜胆
先に起きていた竜胆が春千夜に声をかけた
何故竜胆がここに居るのか、そばに居るのかわからないままで
春千夜は混乱している
三途 春千夜
と、何か思い出したように口に手を当て頬を染める
灰谷 竜胆
と竜胆が笑いながら言う
照れている春千夜を微笑ましく思っているようだ
灰谷 竜胆
揶揄うように竜胆が言う
急な名前呼びに春千夜が驚き
そして更に顔を赤くした
昨日は薬が入っていたので気にしなかったのだろうが
今となると恥ずかしくて仕方ないのだろう
灰谷 竜胆
そう不安そうに竜胆が聞いた
わざわざ蘭に教えてもらったのだから気持ちよくなかった、なんて言われたら嫌だろう
春千夜が驚きながらもこく、と頷いた
灰谷 竜胆
と、満面の笑みで竜胆が喜ぶ
それだけ心配だったのだろう
あれだけ喘いでいれば
気持ちよくないはずがないが
三途 春千夜
と冷静になった春千夜が聞く
喜んでいた竜胆は顔を少し赤くして俯いた
急に変わるものだから春千夜も首を傾げている
まぁ春千夜からしたら何故、という部分は気になるだろう
竜胆が言いづらそうに口を開く
ここまできて恥ずかしいと感じるようだ
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
と顔を腕で隠しながら言った
春千夜はまだ意味を理解出来ていないようだが
三途 春千夜
と、春千夜が問うた
わかんねぇのかよ、というような顔をした竜胆がまた口を開く
灰谷 竜胆
と、もうヤケクソ気味で言った
灰谷 竜胆
春千夜が何か言う前に竜胆が叫んだ
何か聞きたいことがあるようで
春千夜に近づいた
灰谷 竜胆
と拗ねたように竜胆が言う
確かに付き合って暫く経つのに何故そんな事もさせてくれないのか
竜胆は不思議でしょうがないだろう
灰谷 竜胆
ともう一度竜胆が問う
すると春千夜は顔を隠しながら言った
三途 春千夜
灰谷 竜胆
竜胆はイマイチ理解できないようで首を傾げている
三途 春千夜
三途 春千夜
あぁなんて可愛らしいのか
竜胆もつられて顔を赤くしている
灰谷 竜胆
照れ隠しからかそう呟く
灰谷 竜胆
竜胆は竜胆で色々と不安だったようだ
蘭に相談したのもこんな訳があったのか
と、春千夜が竜胆の方へ躊躇いながら近づいた
三途 春千夜
薬をキメてない時で初めての名前呼びに動揺しながらも竜胆が振り向く
灰谷 竜胆
「何」と言いかけたところで
ちゅっとリップ音がする
目を見開いたまま固まった竜胆から春千夜が唇を離す
三途 春千夜
と目を逸らしながら言った
喜びで耐えきれないと言う表情をした竜胆が春千夜に抱きつく
三途 春千夜
灰谷 竜胆
離そうとする春千夜に満面の笑みで飛びかかっている
この件を経て
少し、いや結構
彼らの距離は縮まったようだった
灰谷 竜胆
と、竜胆が春千夜をベッドへ押し倒す
三途 春千夜
と春千夜が声を荒らげて抗議する
灰谷 竜胆
勝ち誇ったような表情をして竜胆が言う
勿論春千夜じゃ竜胆は退けられない
三途 春千夜
灰谷 竜胆
三途 春千夜
灰谷 竜胆
三途 春千夜
はい終わりです
どうでした?
えっちどうでした?((
個人的な意見だと無自覚に煽る受けがすごい好きです((
そしてこれを機にえっち系の連載がしたくて…
「隣の部屋の隆さん」とかも同時に進めないといけないんですけど…
リクエストに答える形式でやりたいので
遅くなるかもだけど
またそれは作ります!
とりあえずこの連載はこれで終わりです!
読んでくれてありがとうございました!