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コメント
4件

naさんの気持ちが辛い😭 これからも応援してます!📣
なのねちゃんの作品大好きです👀💕︎私なんかと比べものにならない...
etさんが崩れた時。
私は迷った。
今行っていいのか。 行ったら、何か変わってしまわないか。
でも
このまま1人にしたら、彼女はきっと自分を責め続ける。
それだけは、いやだった。
『1人にして欲しいって言われてないので』
そう言い訳をして彼女の前に立った。
本当は、1人にして欲しくなかったのは私の方だ。
『私、悪い人じゃないよね、?』
etさんのその一言が、胸を深く抉った。
どうしてこの人は、こんな状況でも自分を責めるんだろう
『悪くないです』
即答だった
嘘じゃない。ただの真実だ。
彼女が落ち着いた後、私は隣に座らなかった
触れられなかった
抱きしめられなかった
それが、私にできる最大限の理性だった。
『好き』だなんて、言っていけない
今言えば彼女はきっと、私に縋ってしまう。
それは、優しさじゃない。
帰り道。1人で歩きながら、私は小さく息を吐いた。
好きな人に、好きと言わずにいる
それが、こんなにも苦しいなんて
でも私は、etさんの世界を壊したくない。
彼女が、"誰かを好きでいた時間"まで、否定したくない。
夜、スマホが震えた。
《ありがとう》
etさんからの、それだけのメッセージ
私はすぐに返せなかった。
『ありがとう』なんて、言われる立場じゃない。
それでも、少しだけ救われてしまった自分が、 情けなかった。
《こちらこそ》
そう打って、画面を閉じる。
言わない。
言わないと決めた。
この気持ちは、私の中だけで静かに終わらせる。
それが、彼女を一番守れる方法だと、信じているから
na
na
次回 『それでも、好きだった』
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