テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
na
私は最近、眠れなくなっていた。
目を閉じると、etさんの泣いた顔が浮かぶ
自分がそばにいたこと。
何も言わなかったこと。
それで、本当に良かったのか。
答えは、出ない
na
『今度、etさんとちゃんと話そうと思ってる』
その一文を読んだ瞬間、指先が冷たくなった
そうするべきだ。
分かっている。
jppさんは優しくて、真っ直ぐで、 etさんを笑わせられる人だ。
私より、ずっと
na
スマホに向かって小さく呟く
でも、胸の奥が、痛くて、息が詰まる
na
その日の放課後、偶然etさんと2人っきりになった。
et
なんの前触れもなく、そう言われた。
et
na
それだけで、声が震えそうになる。
et
その言葉が何よりも残酷だった
優しい、なんて
それ以上、踏み込めない理由を
肯定されているみたいで───
帰り道、etさんが少し立ち止まった
et
na
et
et
一瞬、間が空く
et
et
その言葉で、私の中で何かが切れた。
na
反射で答えた
でも、胸の奥では、叫んでいた。
───やめて、これ以上私を壊さないで
et
et
na
na
その夜、私は1人、部屋で座り込んだ
声を出さずに、泣いた
etさんは知らない。
自分が、何人もの想いの中心にいることを。
そして、その中で、一番臆病な人間が、誰かということも
na
いや違う。
「だった」んじゃない
na
言えないまま、終わらせると決めた気持ち。
でも、消せるわけなかった。
鏡の前に立つ。
泣き腫らした目の自分が、そこにはいた。
na
続きの言葉が出ない。
私はetさんの幸せを願っている。
それは本当のこと。
でも、その"幸せ"の中に自分が含まれていないことが、
こんなにも苦しい。
na
na
翌日、etさんは少しだけ元気そうだった
それだけで、救われてしまう自分がいる
情けなくて、愛おしかった
私は、微笑んだ
いつもの距離。
いつもの話し方。
いつもの自分。
でも、心の奥では、確かに何かが、終わってしまっていた
それでも。
それでも。
好きだった。
この気持ちだけは、誰にも否定させなかった。
次回 『近づかないで、離れないで』
next♡800
コメント
4件
大好きです👀🫶
この作品めっちゃ面白いし感動系だから続きバンバン出して欲しいww無理はしないでください!