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哲也

陽樹ってさ実家暮らしでしょ

陽樹

うんそうだけど

陽樹

なに?

哲也

俺さ一人暮らしじゃん?

陽樹

うん

陽樹

こっからめっちゃ近いよね

哲也

うん

哲也

それでさ

哲也

この前お前実家出たいって言ってたじゃん?

陽樹

あー言ったね

陽樹

けど

哲也

なんか生活用品足りないんだっけ

陽樹

そう

陽樹

いざとなったらそうなるよねー💧

哲也

なら俺ん家くる?

陽樹

へ?

哲也

俺ん家来れば生活用品とかあるし衣食住は保証するよ

陽樹

えー

陽樹

けど

哲也

俺ら付き合ってんじゃん

陽樹

OKとはいってないじゃん

哲也

えー俺の事好きじゃん

陽樹

好きじゃない!!!!!!

哲也

陽樹

あっ…

陽樹

ごめん

陽樹

けど俺お前と付き合うほど暇じゃねぇから

陽樹

レポートまとめなきゃいけないし

陽樹

じゃ

哲也

あっ…うん

哲也

突然ごめんな

陽樹

ううん

哲也

はぁ…

哲也

どうやったら好きになってくれんのかな…

陽樹のお母さん

おかえり

陽樹のお母さん

陽樹

陽樹

ただいまっ…って!!

陽樹

ちょっ…!!!

哲也

よっ

哲也

おかえり

陽樹

なんでっ…

陽樹のお母さん

陽樹…あんた友達を大切にしなさい

陽樹のお母さん

哲也くんわざわざ来てくれたのよ?

陽樹のお母さん

まずはありがとうを言いなさい

哲也

いえいえお母さんいいですよ

陽樹

んっ…くっそ…

陽樹のお母さん

はぁ…あんた

陽樹のお母さん

好きな人相手に!

陽樹

母さん!!

陽樹

黙って!!

哲也

俺が好きなの?

陽樹

好きじゃねぇよ

陽樹のお母さん

いつも哲也くんの話してたのに

陽樹のお母さん

まったく

陽樹のお母さん

お母さん悲しいよ

陽樹

…ごめん

陽樹

けどお前と住むことは無理だから

陽樹のお母さん

住みなさい

陽樹

陽樹のお母さん

そろそろよ

陽樹のお母さん

お父さんも応援してるんだから

陽樹

わかったよ

陽樹のお母さん

もう支度してるから

陽樹

えっ

陽樹のお母さん

ほらほら行きなさい

陽樹

うっうん

哲也

じゃ

哲也

ありがとうございます

陽樹のお母さん

いえいえ

陽樹のお母さん

陽樹をよろしくね

哲也

はい!

陽樹

陽樹

…ふざけんな!!

陽樹

はぁ…

哲也

俺嬉しいよ

陽樹

っ…そんな笑顔…やめろよ

哲也

嬉しくて…

陽樹

陽樹

ここか

哲也

そう

陽樹

お前さ

哲也

うん

陽樹

マンションでけぇよ!!!!

哲也

え?

陽樹

お前そんな金持ちだったのかよ

陽樹

おい

陽樹

なぁ

哲也

父さんが結構偉い人で

陽樹

そっか…

陽樹

はぁ…

陽樹

黙ってたのか

哲也

陽樹だって

哲也

体弱いことだまってたじゃん

陽樹

ごめん

哲也

じゃ入ろ

陽樹

あぁ

陽樹

うわぁ…

陽樹

広っ…

哲也

ベットひとつしかないから

陽樹

一緒に寝ないからな

哲也

わかってるって

哲也

俺はソファで寝るから

哲也

陽樹はベットで寝て

陽樹

いいのか

哲也

まぁいつも寝てるし

陽樹

そうか

陽樹

ありがとな

哲也

ふっ…

陽樹

哲也

なんでもないよ

陽樹

陽樹

もうこんな時間

哲也

どっか行くの

陽樹

あー

陽樹

ちょっと峡先輩と

哲也

まって

哲也

俺も行くから

陽樹

来なくていいよ

哲也

峡なんて会うのはやめとけ

陽樹

けど食事行こうって

哲也

やめろあいつはヤバい

陽樹

うるさい

陽樹

俺は行くから

哲也

っ…

哲也

どうなっても知らねーよ…

陽樹

先輩!

陽樹~

待ったよ~

陽樹

すみません

んじゃ行こ~

陽樹

はい!

陽樹

うまっ…

だろ?

ここうめぇもんな

安いし

陽樹

え?!

陽樹

高くないですか?

あ?

そう?

まぁ別に金沢山あるからいいんだけどな

陽樹

ははっ

食べ終わった?

陽樹

はい!

じゃ帰るか

陽樹

そうですね

本当陽樹ってさ

陽樹

なんかなんて言うか

かわいいな

陽樹

そうですか?

うん

陽樹

先輩

陽樹

ここら辺暗くないですか?

陽樹

怖いんですけど

まぁまぁ

来い

陽樹

え?

早く

陽樹

けどこわ

早く!!

陽樹

ひっ…

お前本当かわいい

男でもいける…

陽樹

嫌っ…

陽樹

はぁっ…

陽樹

哲也っ…

男いんの?

お前ゲイなんだw

なら平気か

陽樹

やめろっ…

陽樹

ゲイじゃねーし…

はぁ

やる?

陽樹

やらねぇよ!

陽樹

はなせ…

痛っ

何も腕を噛むことなくない?

陽樹

ぺっ…

陽樹

鉄くさっ…

クソっ

こうなったら力ずくでも…

ってことかな?

陽樹

くっ…

峡が陽樹を腹パンする

陽樹

グフォ…カハッ…

陽樹

…いった…

はやく言えば?

陽樹

は?

すみませんでしたって

陽樹

言わないっ…

なら

峡が陽樹の腹を蹴る

陽樹

グハッ…ハッ…

陽樹

カハッ…

陽樹

くるし…い…

言いなよ

ほら

陽樹

すっ…

す?

陽樹

すみませ

哲也

陽樹!!

哲也

黙れ!!

陽樹

…?…

陽樹

てつ…や

あー哲也か…

陰キャのお前がなんの用?

哲也

うるせぇ

哲也

帰るぞ

陽樹

はなせっ…

哲也が陽樹を睨む

陽樹

…!?…

陽樹

(視線が冷たい…)

哲也

お前死ぬぞ

陽樹

哲也

言ったじゃん

哲也

激しく動くなって

哲也

わかれ

陽樹

…ごめん

はいはい

俺を忘れてない?

哲也

黙れカス

哲也

お前殺すぞ

ひー怖い怖い

あーもういいや萎えた

またね

陽樹

哲也

哲也

行くぞ

陽樹

うん…

哲也が陽樹をベットへ押し倒す

陽樹

なんだよ…

哲也

汚い…

哲也

どっか傷ついた所ない?

陽樹

ないよ…別に…

哲也

陽樹は…俺の想い人

陽樹

哲也

分かって…

陽樹

…けどっ

哲也

もういいから

哲也

俺お前のこと

哲也

好きだから

陽樹

っ…

哲也

こっち見ろよ

陽樹

いつもと違う…

陽樹

怖いよ

陽樹

哲也

哲也

ごめん

哲也

こう?😊

陽樹

そう…

哲也

こっち見て

陽樹

…!

目を見ただけで惚れてしまいそうになる

陽樹

はなせ…

陽樹

風呂…

哲也

そっか

陽樹

入ってくんなよ

哲也

入らないって

陽樹

陽樹

なんだよアイツ…

哲也

…なんか…

哲也

惨めだな

哲也

ははっ

ジリリリリ

哲也

哲也

電話?

陽樹のお母さん

もしもし?

哲也

あ、陽樹のお母さん

陽樹のお母さん

哲也くん?

哲也

はい

陽樹のお母さん

どう?

陽樹のお母さん

陽樹は

哲也

なかなか心を開いてくれません

陽樹のお母さん

そう…

陽樹のお母さん

陽樹って照れ性さんだから許してあげねね

陽樹のお母さん

時間をかけてゆっくり距離を縮めていけば

陽樹のお母さん

きっと心を開いてくれるから

哲也

そうですか…

陽樹のお母さん

そう

陽樹のお母さん

頑張ってね

哲也

はい

陽樹のお母さん

じゃぁね

哲也

はいありがとうございます

陽樹

…誰から

哲也

陽樹のお母さん

陽樹

そう

陽樹

もう寝るから

陽樹

どいて

哲也

うん

哲也

おやすみ

陽樹

おやすみ

次の日

哲也

陽樹ー行くよ

陽樹

んんっ…

哲也

ってまだパジャマなのかよ

陽樹

いいよ今日は遅れるから

陽樹

遅刻ってことで

哲也

まぁ…別にいいけど

哲也

出る時はしっかり戸締りよろしくね

陽樹

うん…

あー哲也

哲也

…なんだよ

哲也

クソ野郎

まぁまぁそう怒んなって

あれは事故だろ?

哲也

黙れ

哲也

陽樹に話しかけるな

はいはい

わかりましたよ

哲也

陽樹

哲也ー

哲也

意外と早いな

陽樹

朝ごはん食べてない

哲也

ちゃんと食べろよ

陽樹

だるかった

哲也

昼はしっかり食えよ

陽樹

持ってきてない

哲也

…何回目だよ

陽樹

へへっ

哲也

はいこれ

哲也

今日は俺集まりあっていらないから

陽樹

やった!

哲也

普段は持ってこいよ

哲也

次は渡さないからな

陽樹

はーい

陽樹

うまっ

陽樹

(周り皆カップルばっかりだ…)

陽樹

(気まずいな…)

陽樹

(屋上で食べよ)

陽樹

誰かいる?

陽樹

君なにしてんの?

加佐登

陽樹

ちょっ

陽樹

なんでそこ、立ってんの?!?!

陽樹

こっち来なって!!

加佐登

ごめんここから落ちるんだ俺

陽樹

ちょちょちょ待って!!

加佐登

遅い

加佐登が落ちていく

陽樹

!!

加佐登

ははっ

陽樹が加佐登の腕を掴む

陽樹

っ…

陽樹

(重い…)

加佐登

大丈夫?

加佐登

俺筋肉ついてるから相当重いよ?

陽樹

っ…!!!

加佐登

おー

加佐登

見事見事

陽樹が加佐登を引き寄せた

陽樹

はぁ…

加佐登

大丈夫ー?

陽樹

大丈夫…

陽樹

疲れた…

加佐登

そっかー

陽樹

もうやるなよ…

加佐登

しませんよ

加佐登

んじゃ

陽樹

なんだよアイツ…

陽樹

あ!哲也!

哲也

弁当どうだった?

陽樹

うまかった!

哲也

そうか

哲也

うれしい!

哲也

今日は俺が料理するからな!

陽樹

おけ!

女子A

あの二人付き合ってるのかな??

女子B

絶対付き合ってる…

女子B

私には分かる

女子A

やっぱりねー!

陽樹

明日暇?

哲也

暇だけど

陽樹

明日教材を運んでって頼まれてて

陽樹

けど確認したらかなりあったから手伝うことできる?

哲也

全然いいよ

陽樹

あんがと

哲也

じゃ帰るか

陽樹

そうだな

っちなんだよアイツら

峡の友人

アイツらカップル?

そーなんじゃねー?

峡の友人

じゃあさあいつら付き合ってるって広めよーぜ

いいなそれ

決定

峡の友人

うおっしゃ

ゲイカップルってことで

峡の友人

うっす

次の日

陽樹

ごめんねー

哲也

いいよ

哲也

全然

哲也

今日はなんも予定ないし

陽樹

そうか

陽樹

ありがとう

男子A

あいつ?

男子B

そう

男子A

七野陽樹と

男子A

佐藤哲也

男子B

やっばいよな

男子B

ゲイカップルとか

男子A

それ

陽樹

哲也

…どういう

陽樹

陽樹が走り去る

哲也

陽樹…!?

哲也

ちょっ待って…!!

男子A

男子B

ゲイが走ってった笑

陽樹

っ…

陽樹

なんで…

哲也

陽樹!!陽樹!!

哲也

どこだよ!!

陽樹

…てつや…

陽樹

なんで俺ってこうなんだろう…

哲也

陽樹ー!!

哲也

早く出てこいよ!

陽樹

…グスッ…

陽樹

いつも泣いてばかりで

哲也

陽樹…‼‼‼

陽樹

……

哲也

いた…

陽樹

こっち来ないで…

哲也

哲也が陽樹に歩み寄る

陽樹

こっち来んなって言ってんだろ…!

哲也

哲也が陽樹を抱きしめる

哲也

ごめん!!

陽樹

…なんで謝るのさ…

哲也

いつもお前を泣かせて

哲也

俺…

陽樹

…てつや……俺…

哲也

喋んな

哲也

もう何も言うな

陽樹

…グスッ…

哲也

吐き出せ

哲也

お前溜めてるんだろ

陽樹が大泣きした

哲也

もう大丈夫か

陽樹

んっ…

陽樹

大丈夫…

哲也

もう帰ろう

哲也

先生には俺が言っとくから

陽樹

うん

哲也

もうゆっくり寝てな

陽樹

うん

哲也

なんかあったら言えよ

陽樹

うん

陽樹

はぁ…

次の日

哲也

もう大丈夫?

陽樹

うん

陽樹

もう十分疲れ取れたし

陽樹

けど学校行きたくない…

哲也

…今日は一緒に行くぞ

陽樹

え…?

哲也

このままお前が行かなかったら何も変わんねぇよ

陽樹

わかった…

哲也

よし

哲也

じゃもう出るぞ

陽樹

待ってて

哲也

あぁ

陽樹

…やっぱ行きたくない

哲也

ダメだ行くぞ

陽樹

けど哲也は3年だし…

陽樹

俺は2年なのに…

哲也

今日はお前を見守ってやるよ

哲也

授業は出ねぇよ

陽樹

ありがとう…てつや

哲也

うん

男子B

うわー来たわ

男子A

まじかよ…

陽樹

女子A

陽樹く

女子B

やめなって!

女子A

そうだね…

陽樹

……

哲也

安心しろ

陽樹

怖い…

加佐登

…んぁ!!

陽樹

…!!??

加佐登

陽樹って言うんだっけ?

陽樹

うん…

哲也

誰こいつ

陽樹

この前助けた人

加佐登

どうしたの?

加佐登

元気なさそうだけど

陽樹

…なんでもないよ

加佐登

俺ね一昨日

加佐登

屋上からみたこの学校の景色を見てたんだけど

陽樹

え?

陽樹

飛び降りるとか言ってなかった?

加佐登

じょーだん!君の焦り具合が面白かったから!

陽樹

はぁ…

加佐登

それで、それほど綺麗じゃなかったから入るのやめようと思ってね

加佐登

けど君がいたから入っちゃった!

加佐登

だから俺転入生だよ!

陽樹

へっ?

哲也

じゃー君陽樹を狙ってってこと?

加佐登

そーだよ?

加佐登

君も?

哲也

俺は陽樹が大大大好きだ

加佐登

俺も大大大大すき!

哲也

俺も…!

陽樹

ちょっそれやったらキリない…

男子A

あいつら何…?

加佐登

陽樹かわいそー

加佐登

いじめられてるの?

陽樹

ちがっ

哲也

あぁ

加佐登

そうなのー?!

加佐登

俺許さない!!

加佐登

そこのモブくんたち!

加佐登

なんでそんなこと言うの!

男子B

は?

男子A

は?

男子B

あいつらゲイカップルなんだぜ?

加佐登

だからなんだっていうの!

女子A

女子A

そうよ!

女子B

私もそう思う…

女子A

そんなこと言っちゃだめ!!

男子B

っ…

男子A

くそ…

陽樹

へっ…?

哲也

良かったな

哲也

あいつらだけだし問題ないよ

哲也

俺授業行くから

陽樹

うっうん…

加佐登

陽樹ー?

加佐登

俺陽樹の隣でいい?

陽樹

いいけど

哲也

じゃ

陽樹

じゃぁ

陽樹

なんか…呆気なかったなぁ…

陽樹

大きくならないといいんだけど

っち…

なんで広まってねぇんだよ

峡の友人

はぁ…やっぱダメっすね

峡の友人

諦めましょ

くっ…

哲也

明日の弁当何にしようかな

END

好評でしたら続きます

お弁当の1話を見ていない方はそちらをどうぞ。

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