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あぁ…どうして…
こんなに…神様は…
残酷なのだろう…
ユキ
目の前に広がる血の海
その中にお母さんが倒れている…
僕は急いで駆け寄った
ユキ
お母さん
ユキ
僕は近くにあったタオルでお母さんの傷口をおさえる
お母さん
ユキ
お母さん
お母さん
お母さん
ユキ
お母さん
ユキ
ユキ
ユキ
お母さん
お母さん
僕はお母さんの傷口にタオルを巻き
急いで近くの家まで走った…
お母さん
お母さん
(カチッ)
(ボワッ)
あぁ…遅かった…
僕が助けを呼んで帰ってきた時には…
もう家は炎に包まれていた…
ユキ
ユキ
ユキ
すぐに消火活動が行われたが
火が消えたのは戻ってきてから2時間後のことだった…
僕は運ばれて行くお母さんの遺体を見たとき…
あの時、もっと早く帰ってこなかった自分を恨んだ…
あの事件はニュースになった…
後から知ったが犯人は離婚したお父さんだった
お金が目的だったらしい…
僕はその後、施設に入れられた…
今日も僕は空を見ている…
ユキ
施設の人
施設の人(2)
施設の人が話していることが聞こえるが…
何も考えれない…
ユキ
ユキ
ユキ
涙が溢れてくる…
ユキ
そう考えた僕は夜…
脱走した…
ユキ
ユキ
ユキ
僕はあの山へ行った…
ユキ
ユキ
ユキ
そこには崖があった
下を見たが底が見えない…
ユキ
僕は1歩1歩…前に進む…
ユキ
ユキ
ユキ
僕は飛び降りた