テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ハイエルフとエルフ、ライラックとビケイは
手を繋いで
森の中を黙々と歩いていた。
途中ビケイが
ライラックに擦り寄って来たり
ほっぺにキスをしてきたりしたが、
それでも足を止めずにトテトテと
森の中を歩き続ける。
3時間ほど歩いたところで、
ビケイは
不安そうにこちらを見下げてきた。
しかし、
ライラックは気にせず歩き続ける。
歩き続けて6時間、
外壁らしきものが見えてきた。
うん、
これはエルフの里というよりエルフの国だな。
大きさ的に。
ライラックたちが門の前に歩いていくと、
二人のエルフらしき青年が
こちらに歩いてきた。
体格好からして門番なのだろう。
エルフだからか、
やっぱり二人とも美形だった。
うん、良いね。
やっぱりエルフは良いよ。
美形しかいない。
ここがエルフの国なら
ライラック好みの美形もいるかもしれない。
少し楽しみ。
ライラックは近づいてきた門番に声をかけた。
転生ハイエルフ(ライムライラック)
転生ハイエルフ(ライムライラック)
転生ハイエルフ(ライムライラック)
すると門番二人は
ギョッとしたような表情をして
ライラックとビケイを交互に見返していた。
それもそうである。
今のビケイの格好は少々ヤバかった。
大事なところに
葉っぱ一枚貼っつけただけの
裸族であった。
ビケイの顔が端正な顔立ちのため、
余計に違和感が仕事していた。
それだけだったらまだ、
エルフの裸族であっただけだろう。
しかーし!
そのエルフの隣には
おそらく3歳児くらいの幼いエルフ(ライラック)が
仲良く手を繋いでいたのだ。
完全にコイツ(ビケイ)は
幼女趣味の変態エルフにしか見えなかった。
そのため、
門番のエルフ二人は何か間違いが起こる前に
ビケイを捕縛しようと、
ライラックとビケイの方へ近づいたのだが、
いざ近づいてみると
ものすごい量の妖精たちが
ライラックの周りを飛び回っていたのだ。
二人の門番は感じた。
この幼女エルフ、只者じゃない!!
と。
そう感じたからこそ、
門番の一人は至極丁寧に
ライラックに返した。
門番
門番
門番
門番
門番
門番
門番
門番
転生ハイエルフ(ライムライラック)
転生ハイエルフ(ライムライラック)
転生ハイエルフ(ライムライラック)
転生ハイエルフ(ライムライラック)
転生ハイエルフ(ライムライラック)
ライラックは門番たちの誤解を解くべく
ビケイを弁護した。
しかし、
門番たちの様子は
予想外のうろたえようだった。
それもそうだ。
だって自分たちの目の前にいたのは
正真正銘のハイエルフだったのだから。
それに、
変態エルフだと思っていた赤髪エルフは
直接祝福を授かった、
つまりはエルフの王族だということ。
門番
と、門番二人は
背筋にヒヤリとしたものが伝ったのだった。
門番
門番の一人は
王族にこの事態を報告すべく、
全速力で王宮へ向かって走り出した。
コメント
1件
あーこれ、ライラックが幼い見た目だから余計にビケイが変態に見える構図、めっちゃ笑ったわw 門番の「不敬なことしなくて良かった!」って心の声が最高。妖精が飛び回ってるのも「只者じゃない感」あって、確かにこれはエルフの国だなって納得した。次、王族とどう対面するのかすげえ気になる🔥