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お昼休み。
陽菜はお弁当を持ってさき、える、はるのと 一緒に屋上へ向かっていた。
陽菜
陽菜が伸びをしながら言うと はるのが笑いながら続けた。
はるの
える
えるがくすっと笑う。
屋上に出るとすでに誰かがいた。
ジェル
陽菜が振り向くとジェルがニヤッと 笑いながら立っていた。
陽菜
ジェル
ジェルはそう言うと自分の隣を ぽんぽんと叩いた。
陽菜
ジェル
陽菜
陽菜は思わず笑いながら座る。
さきは横で少しむくれたような顔をしていた。
さき
ジェル
ジェルが軽くウインクして見せると 陽菜は顔が熱くなった。
陽菜
そんなやり取りをしていると、 屋上の扉が開いた。
さとみ
クールな声が響き、そこに立っていたのは さとみだった。
陽菜
さとみ
さとみはそう言いながらも 陽菜たちの近くに座る。
そして、彼の後ろからころんとるぅとが やってきた。
ころん
ころんはそう言うと楽しそうに陽菜の隣に座る。
るぅと
るぅとは呆れたように言いながらも ちゃんと隣に座っていた。
ころん
陽菜
ころんが急に話を振ってくるので 陽菜は少し戸惑った。
ころん
ころんがジト目でジェルを見る
ジェル
ころん
るぅと
ころん
陽菜
陽菜はころんとるぅとのやり取りを見て 思わず笑ってしまった。
陽菜
ころん
ころんが顔を真っ赤にする。
るぅと
るぅとは落ち着いた口調で言うが ほんの少し頬が赤い気がした。
ジェル
陽菜
陽菜が笑うとさとみが小さくため息をついた。
さとみ
陽菜
さとみ
さとみはそう言って目を逸らした。
さとみくんってなんか不思議な人だな…
陽菜はそう思いながらふとジェルを見ると 彼は優しい目で陽菜を見つめていた。
ジェル
陽菜
ジェル
ジェルは微笑むと春風がふわりと吹いた。
陽菜の新しい学年はどうやら今までとは違う特別な時間になりそうだったーー