星乃一歌
咲希が入院してから、どれくらい時間が経ったんだろう?
志歩や穂波との今の関係を思うと、どれだけ私たちにとって咲希が大切な存在だったかが分かる
星乃一歌
星乃一歌
望月穂波
星乃一歌
星乃一歌
望月穂波
望月穂波
星乃一歌
望月穂波
星乃一歌
星乃一歌
望月穂波
星乃一歌
望月穂波
星乃一歌
望月穂波
望月穂波
望月穂波
望月穂波
望月穂波
星乃一歌
望月穂波
望月穂波
望月穂波
望月穂波
望月穂波
星乃一歌
星乃一歌
星乃一歌
…あーあ
咲希のせいに…しちゃった…
望月穂波
望月穂波
望月穂波
望月穂波
星乃一歌
星乃一歌
望月穂波
穂波はその場から去っていった
その時の穂波は、いつもの穏やかな雰囲気からは想像できないほど
冷たく、失望した顔をしていた
星乃一歌
星乃一歌
星乃一歌
星乃一歌
誰に向けてかも分からない謝罪を繰り返していた
日野森志歩
日野森志歩
星乃一歌
天馬咲希
日野森志歩
天馬咲希
日野森志歩
天馬咲希
日野森志歩
天馬咲希
天馬咲希
日野森志歩
日野森志歩
日野森志歩
星乃一歌
日野森志歩
天馬咲希
日野森志歩
天馬咲希
星乃一歌
星乃一歌
天馬咲希
もしかして…これって…
あたしの…せい…?
あたしのからだが…よわいから…?
みんなといっしょに…いられなかったせいで…?
………
天馬咲希
天馬咲希
星乃一歌
天馬咲希
星乃一歌
星乃一歌
星乃一歌
プルルル、プルルル
星乃一歌
星乃一歌
医者
星乃一歌
星乃一歌
医者
医者
医者
星乃一歌
まだ電車は動いてる時間だ…
星乃一歌
星乃一歌
医者
星乃一歌
医者
星乃一歌
医者
星乃一歌
医者
星乃一歌
きっと違う
このドアを開けたら咲希がいて
咲希は笑顔で手を振ってくれて…っ
きっと、退院できるはずなんだ…っ
医者
医者
医者
星乃一歌
医者
医者
星乃一歌
天馬咲希
星乃一歌
動かない心電図、寝息のひとつも聞こえない咲希
その一つ一つが現実味を帯び
星乃一歌
星乃一歌
…私の心を、壊していった
数日後
星乃一歌
星乃一歌
星乃一歌
ぎたー、ギター……
ギター……バンド……
星乃一歌
星乃一歌
星乃一歌
でももう今は
咲希がいない
咲希がいない
星乃一歌
星乃一歌
咲希はただでさえ体がもう限界だった
多少動けるようになったって学校に行くことを止めなかったのは、私の落ち度だ
私のせい
咲希が死んだのは、私のせい
星乃一歌
星乃一歌
星乃一歌
星乃一歌
……
星乃一歌
星乃一歌