優奈
え…なんで…
そこにあったのは、 朝にバックの中で見た兎のキーホルダー だった。
優奈
私…確かにゴミ箱に、
杏奈
優奈、どうしたの?
杏奈
顔色悪いよ。大丈夫?
優奈
う、うん………
優奈
(これ、なんで…)
そう疑問に思いつつ、 優奈は準備を始めた。
ーお昼休みー
杏奈
優奈!
屋上でお弁当食べに行こ!
屋上でお弁当食べに行こ!
優奈
ん、わかった。
杏奈
いやー、
風がすずしいですなあ
風がすずしいですなあ
優奈
そうだね…
優奈
(杏になら、言っても)
優奈
あのね、杏
杏奈
どしたの?
優奈
実は…
優奈は朝から起こっている事を 話した。
優奈
…ってことなんだ。
杏奈
…………
杏は何か考えているようだ。
杏奈
優奈、
それみせてくんない?
それみせてくんない?
優奈
え、いいけど…
急になんで?
急になんで?
杏奈
いいから見せて。
優奈
わ、わかった。
優奈
教室にあるから
とりあえず教室に行こ。
とりあえず教室に行こ。