朝、学校に行くとクラスがザワついていた。
神谷美莉愛
花園マリア
神谷美莉愛
雪宮遥斗
美莉愛は私の幼稚園からの大親友。 遥斗は美莉愛の彼氏だ。
花園マリア
雪宮遥斗
神谷美莉愛
花園マリア
神谷美莉愛
そう言って美莉愛はニヤついていた。
花園マリア
先生がきた。
先生
今までツンデレでも、冴えない顔でパッとする人なんか居なかった。またどうせ今回も。そんな事を考えていた。
ガラガラッ ━━━━━━━ 。
柳 龍輝
何これ。こんな感情初めて。 なんだか胸がきゅーっと締め付けられるような。
先生
え…。隣?嘘でしょ、?
柳くんは「はい。」と返事した後、 隣の席に座った。
先生
─ キーンコーンカーンコーン ──
ホームルームが終わり、皆が移動教室の準備を始めた。
神谷美莉愛
花園マリア
嘘だ。本当はお腹なんか痛くない。勘が鋭い美莉愛に柳くんが来て動揺してるのを悟られないためだ。
神谷美莉愛
花園マリア
神谷美莉愛
そう言って、美莉愛は遥斗と歩いていった。
少し経つと、教室には誰も居なくなっていて静まり返っていた。
花園マリア
あと3分で授業が始まる。 音楽室へ走って向かった。
階段を駆け下りていると、足を踏み外した。
花園マリア
このままじゃ階段に頭をぶつける。 どうにかしようとしても、 もう間に合わない。
ドサッ━━━━━━━━。
あれ?頭を打ったはずなのに痛くない
誰かの腕だ。
〇〇
ん?舌打ち?
ふと見ると、そこに居たのは柳くんだった。
柳 龍輝
花園マリア
柳 龍輝
ため息をついて柳は歩いていった。
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