最近読んだ漫画の創作 (漫画の名前は伏せてます)
姫子
それで…大人の人が羨ましく思えちゃうの……
雪恵
……(クス)大人になるのなんてあっという間よ?
姫子
龍ねーねもそう言ってました…
姫子
雪恵ちゃんは子供なのに凄く大人っぽい…羨ましいです
雪恵
まぁ、、姫子ちゃんよりは年上ですもの
姫子
そ、そう…なんだ。
……早く大人になって見たいな。
……早く大人になって見たいな。
雪恵
ふふ、、そろそろお家に帰りなさい
夜道を子供が歩いていると鬼が出るよ。
夜道を子供が歩いていると鬼が出るよ。
姫子
…鬼?
雪恵
…えぇ、昔から夜道子供が歩かぬよう
言われてきた言葉ですの。
言われてきた言葉ですの。
姫子
そうなんだ〜
雪恵
皆様ご心配なさるでしょうし
雪恵
早くにお家へおかえりなさい
姫子
あ、明日も来ていい?!
雪恵
………えぇ、よろしいですわ
雪恵
ですが、、嵐が来そうです。
姫子
嵐?
雪恵
……(トンっと優しく背中を押して)
早く、お家へ
早く、お家へ
翌日本当に嵐が来た
姫子
雪恵ちゃんは凄いなぁ。
姫子
嵐まで予言できるなんて
ゴロゴロと恐ろしい雷が鳴り響き 風が窓ガラスを叩きつける その時
爆発音のような家が叩き付けられ 瓦が割れる音がした
土砂崩れだ
小さい者だが放っておくと 後々大変になると 龍ねーねやこまちゃんが言っていた
姫子
晴れたけど…お外に出ないの?
姫子
雪恵ちゃん
雪恵
……肌が焼けてしまいますの
姫子
(日焼けを気にしているのかな)
姫子
そういえば、今日は文治さんが来るの!
少し会わない?
少し会わない?
雪恵
………ふむ、
良いですね。お会いしてみたい
良いですね。お会いしてみたい
雪恵
(ボソッ)今の軍隊がどのような物か。
姫子
ん?なんて言ったの?
雪恵
いいえ、姫子ちゃんの許嫁さんがどのような殿方か気になりますわ
姫子
ふふふ、楽しみ!
あ、外の方に居ると思うんだけど
あ、外の方に居ると思うんだけど
雪恵
…日傘をさすので大丈夫ですよ
雪恵
会いに行きましょうか。
雪恵
まぁ、酷い土砂崩れ…
姫子
瓦が割れちゃってる…
姫子
あ、文治さん。
雪恵
…あの殿方が姫子ちゃんの
許嫁さんなのですね
許嫁さんなのですね
姫子
はい!そうです!
雪恵
ふふ、素敵な殿方ですね
姫子が雪恵の紹介をする
雪恵
……姫子ちゃん
お茶の用意が必要なのでは?
お茶の用意が必要なのでは?
姫子
あ、そうでした…
姫子
ま、待っててください!雪恵ちゃん!
文治
……
姫子が立ち去り
雪恵
さて、、、わたくしもお手伝いさせて頂きましょうか。
文治
いえいえ、私達で充分ですよ
雪恵
この大樹動かすの大変でしょう?
雪恵
(手袋を脱ぎ片手で大樹の真ん中に爪を立て持ち上げる)よいしょ。
文治
(目を見開き)
お、おぉ…これは……
お、おぉ…これは……
雪恵
ふふ、これでも元軍人
このような樹木持ち上げられなくてどうするのです。(口だけ微笑み目は笑わず)
このような樹木持ち上げられなくてどうするのです。(口だけ微笑み目は笑わず)
文治
おぉ、どこの所属だったのです?
雪恵
…(樹木を森の方へ投げ)
秘密ですわ
秘密ですわ
姫子
雪恵ちゃーん!
お茶と白湯どっちが良い?
お茶と白湯どっちが良い?
雪恵
白湯でお願い致します
姫子
分かった!あれ?
雪恵ちゃんが手袋脱いでる
雪恵ちゃんが手袋脱いでる
雪恵
えぇ、少々……
握手をしておりましたの
握手をしておりましたの
姫子
なるほど
3人でお茶を飲みながら お泊まりをする話が出る
雪恵
え、いや、私は…
姫子
だめ…ですよね。(シュンとする)
雪恵
う”…良い……ですよ。
姫子
お、お客さんです!
姫子
文治さんのですか!
来栖秀太郎
失礼します
文治
え、?
雪恵
oh......
来栖秀太郎
お久しぶりです!
雨季野隊長!!
雨季野隊長!!
雪恵
(顔を全力で逸らす)
来栖秀太郎
大日本帝国陸軍憲兵上等兵
来栖秀太郎でございます!
只今任務を終了し帰ってまいりました
来栖秀太郎でございます!
只今任務を終了し帰ってまいりました
雪恵
(凄い嫌そうな顔をする)
姫子
うきの?隊長……って
雪恵ちゃんの事?!
雪恵ちゃんの事?!
雪恵
来栖…ぶち殺す
来栖秀太郎
?!
文治
大日本帝国陸軍憲兵上等兵って…
色々 ありました その後
2話に続く
姫子
ごー!
雨季野
ごー