【時の檻】
...ここはOxVえ年...いや"時の檻"とでも呼ぼうかー
時は????年。
開発者の“ミズによって誕生してしまった、謎に満ちた異空間。そこには、
-1000年前の過去、ー今まさに生きる現代、ーそして1000年後の未来から、時を越えて引き寄せられた人々が、混在している。
そして「三つの時代の記憶」がごちゃ混ぜにされていて、構造は異様で、祈りの神殿の隣に未来都市の瓦礫が横たわり、不造の家屋の上にホログラムの看板が揺れる。
この世界には明確な秩序が存在せず、価値観の違いや能力の暴走によって各地で争いが起きている。
特に過去と未来の人間同士は強く対立しており、仰や伝統を重んじる者たちと、進化と合理性を追い求める者たちの間に深い溝がある。同じ時代から来た者同士でも、目的や念の違いから対立関係になることも少なくない。
ここでは"能力"が使えるようになっており、人々は自分の意志とは関係なく異能を得る。「能力は、その人の心に応じて形を変える」
怒り、悲しみ、優しさ、後悔、愛情。
その全てが力に変わる。
だからこそ、アナタにしか扱えない。この力がアナタを守るのか、壊すのか、それはまだ誰にもわからない。
そして世界のどこか、重なりゆく時代の裂け目に「コア」と呼ばれる存在がある。
それが元の時代へ戻る鍵だと、そう言われてる。
コアの正体は誰にもわかっていない。
触れた者がどうなるのかも、どうやって動かすのかも、全部曖昧......
それでも人々は惹かれる。
「自分は、ここにいるべきじゃない」と信じるから。
「帰るべき場所がある」と、願ってしまうから。あの"裏切り者”たちが一そう、開発を途中で放棄し、敵に回った者たちが-
今はそのコアの秘密を握ってるらしい。混沌と静寂の狭間で、何をじ、誰と歩み、どこへ向かうのか。
この世界に、”自分の居場所”はあるのか?
それとも、すべては仕組まれた幻想なのか?
ーこの空間で、
アナタだけの"真実”を見つけようではないか。