次の日 雨
屋根の下で雨宿り中
(丁度いい物がありませんでした…)
叶夢
(黙れ)
谷崎 潤一郎
…運が悪いですね……
咲良偽 歩邑
全くだ、あと少しで工場区域だっつぅのに………
双黒
…………………〔叶夢を見て〕
叶夢
……………〔その目線に気付かないふりをしつつ〕(尚、生粋の不幸体質)
叶夢
……ま、まぁ…俺の異能で傘作っても良いぜ!
叶夢
高さがそれなりにある感じになるが……
叶夢
主にこのデカのっぽ包帯糞野郎のせいで
太宰 治
ねぇ辛辣過ぎない??
中原 中也
妥当だろ…ブフッw〔耐え切れず吹いた〕
太宰 治
はぁ……最近ずぅーっとこの調子でほんと困っちゃう
咲良偽 歩邑
お前が2人にずっと苦労ばっかかけてるからじゃ…
谷崎 潤一郎
咲良偽君、今更そう言っても太宰さんは直らないから………
咲良偽 歩邑
お前も大丈夫か?
咲良偽 歩邑
目ぇ死んでんぞ?ちゃんと寝れた?
咲良偽 歩邑
………取り敢えず、傘の方は頼んだ、叶夢
叶夢
あいあいさー〔酸で傘を生成し始め〕
太宰 治
………本当、叶夢君の異能ってなんでもありに思えてきた……
中原 中也
それは同感だな〔笑いが急に収まって〕
谷崎 潤一郎
…中也さんのその切り替えの速さは見習いたいですね………
暫くして
咲良偽 歩邑
…………………
叶夢
………………
中原 中也
…………………
谷崎 潤一郎
………………
太宰 治
……………………
咲良偽 歩邑
……いや、誰1人喋んねぇのは絵面的に悪いって
叶夢
メタだぞ
谷崎 潤一郎
叶夢君がそれ言うの…?
中原 中也
…ってか……傘が高ぇせいで、あんま役割果たしてねぇよな………
中原 中也
俺大分濡れてんだけど………
太宰 治
私は快適だよ〜、多少濡れはするけどね
咲良偽 歩邑
……此処でも引っ張んのかお前の身長………
叶夢
やっぱ太宰って役立たず?
太宰 治
味方からの精神攻撃がキツイ
谷崎 潤一郎
ま、まぁ………身長に関しては遺伝なので、変える事は出来n……〔此処まで言ってある事に気付き〕
中原 中也
……………………………………〔高2にして160で止まり、4歳下の子と同等の身長〕
谷崎 潤一郎
……叶夢君、僕だけ傘抜けるよ…
谷崎 潤一郎
ずぶ濡れで行く
叶夢
何言ってんだ谷崎
叶夢
お前が抜けても傘の位置変わんねぇんだから大人しく入っとけ〔ちらっと太宰の方を見た後そう言い〕
太宰 治
え、今目で私が出る事を訴えられた?
叶夢
訴えた
太宰 治
酷いっ!!
中原 中也
…………〔ずっと無言〕
咲良偽 歩邑
……中也ー?生きてるかー?
太宰 治
まさか雨に濡れ過ぎて本物の蛞蝓になったとか?
中原 中也
なってねぇよ、誰が蛞蝓だ
谷崎 潤一郎
ツッコミさせる事で生存確認してる……
叶夢
もう全体的にギャグだよ今………〔大きめの溜息を付き頭を抱え〕
咲良偽 歩邑
お前がそれ言う??
工場区域前
(それっぽいのが無い……)
叶夢
(もうなんも言わねぇからな)
中原 中也
……遂に此処まで来たか………
太宰 治
咲良偽君、場所は覚えているんだよね?
咲良偽 歩邑
勿論だ、此処まで来て覚えてねぇって言う訳ねぇだろ
谷崎 潤一郎
なんか、一寸緊張してきました……
叶夢
……ま、何とかなるだろ
叶夢
………………(遂に、白痴の魔王{アザトース}と……)
叶夢
(俺を作った奴らと……対面する…)
叶夢
(………こんな胸糞悪ぃもんを付けてくれたんだ…)
叶夢
(たぁんと、お礼しねぇとなぁ……)〔口角を上げ、悪い顔をして〕
他
……………〔その様子を見て少々引きつつ〕
叶夢
……おい、歩邑
咲良偽 歩邑
ぇあっ、はい!?
中原 中也
怯え過ぎて敬語になってんぞ彼奴……
谷崎 潤一郎
こればっかりはしょうが無いですよ……
太宰 治
咲良偽君……強く生きて…………
尚3人の言葉は全て小声
叶夢
…………お前ら、聞こえてるからな?
3人
(あっ、俺/僕/私 達終わった……)
咲良偽 歩邑
("旅は道連れ世は情け"とはこの事だな……)
叶夢
ったく………この区域の何処に彼奴らの研究所が?
咲良偽 歩邑
真っ直ぐ行けばある
咲良偽 歩邑
逃げた時ずっと一直線に走ってたからな
叶夢
そうか………んじゃぁ…
叶夢
ちゃっちゃと乗り込んで、情報盗むとするか〔にひっと笑って〕
?
……やってみなさい、出来るものなら…






