ガヤガヤ
氷牙
嗚呼、神様……
氷牙
俺の人生は……
何故こんなにも退屈なのでしょうか
第一韻【退屈】
氷牙
(思い返せば、俺の人生…)
氷牙
(本当につまらない……)
氷牙
(何の捻りもない平凡な生活……)
氷牙
(もうこんな人生には飽きてきた……)
氷牙
(名前だけ……)
氷牙
(この『韻神 氷牙(いんがみ ひょうが)という名前だけは好きだ。)
氷牙
(「普通」とは違う個性的なネームだ。)
氷牙
(しかし……)
氷牙
(名前が個性的だったとしても、人生が退屈じゃなくなるには……)
氷牙
(まだとても遠いんだ……)
氷牙
(次の人生に期待しよう……)
氷牙
(はあ……)
氷牙
死ぬか。
???
じゃあ、君のその退屈。
氷牙
えっ?
???
解消して差し上げましょう。
ゴッ
氷牙
がはっ…
???
おい、連れていけ。
バタンッ
氷牙
……
???
だ………う…で……
???
お…い
氷牙
………
氷牙
!!
氷牙
はっ!!
バッ
???
あ、起きましたか。
氷牙
ここは……
???
見たらわかるでしょ、手術室ですよ。
氷牙
えっ?
???
あなた、選ばれたんですよ。
???
この“ゲーム“に。
氷牙
(なんだ…言ってる意味がわからないぞ……)
???
まあ、会場に行けばわかりますよ。
???
ああ、一応名乗っておきます。
医村
私の名前は、『医村 清澄(いむら きよすみ)』という名前です。
医村
もう会うことは無いと思いますが、覚えておいてください。
氷牙
は、はぁ…
医村
会場はここを出て右にまっすぐ行くとあります。
医村
では、行ってらっしゃい。
バタンッ
氷牙
うわっ…と…
氷牙
(訳も分からないまま追い出されたぞ……)
氷牙
まあ、とりあえず会場とやらに行ってみるか……






