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タッタッタッタッタ

ミスター銀さん

おーい!どうしたんだ?

ミスター銀さん

何かあったのか?

タッタッタッタッタ

夕は止まらない

ミスター銀さん

嫌なことでもあったなら聞くぞ?

ミスター銀さん

だから止まってくれ!

タッタッタッタッタ

ミスター銀さん

だめだ…止まってくれない…

ミスター銀さん

でもこのルートだと屋上に向かっているはず

ミスター銀さん

一体何が…

ミスター銀さん

はぁ…はぁ…

ミスター銀さん

急にどうしたんだよ!

………

ミスター銀さん

さっきまで普通だったのに

ミスター銀さん

急に走り出して

ミスター銀さん

何があったんだ?

…………い

ミスター銀さん

言えない………

ミスター銀さん

え…

言えないよ…

これは言えない

ごめん

ミスター銀さん

ど…どうしたんだよ

俺がここに来たのは…

………

ミスター銀さん

一旦落ち着くんだ

ミスター銀さん

無理に言えとは言わないから

ごめんなさい…

ミスター銀さん

………

やっぱり言わないとね…

友達になったんだから

あのさ

俺がここに来たのはさ

君たちを殺すためだったんだよ

ミスター銀さん

え…?

殺すために、転校して来て

さっさと済ますつもりだった…

でも…

君は俺に話しかけてきた

そして、「友達になろう」って言ってきた

嬉しかったよ

ミスター銀さん

………

でも

電話が……来た……

『早くしろ』って

『依頼を達成できなければただじゃ済まない』って

だから……

ダッ

夕が物凄いスピードで突っ込んで来た

ミスター銀さん

!?

ごめんなさい

グサ…

腹に生暖かい液体が流れ出す

ミスター銀さん

…え?

あ…いや…

ど…どうしよう

こんなつもりじゃ…

本当に…俺…

タッタッタッタッタ

夕は走り去って行った

ミスター銀さん

夕!ちょっと待ってくれ!

叫ぶと同時に腹に物凄い痛みが走る

ミスター銀さん

(ヤバイ…腹が…)

ミスター銀さん

(叫ぶと死にそうになるぐらいの…激痛が…)

ミスター銀さん

(これはヤバイ…)

ミスター銀さん

(今すぐ…教室に…)

バタッ

意識が遠のく中『大丈夫か!?』という声がした

僕は友情も愛も知らない

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