テラーノベル
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門が軋む音とともに、壁外調査から帰ってきた調査兵団がゆっくりと中へ入っていく
砂埃と乾いた血の匂い。
返り血を浴びたまま、淡々と馬を歩かせる
既に刀身は納められているが、その周辺だけ空気が違う。
夢主
リヴァイ
それだけ
けれど、その視線には確かにあなたを捉えていた。
ハンカチで服に着いた血を拭いながら彼は言う
リヴァイ
冷たい声
けれど、私は知っている
誰よりも部下の生還数を気にしているのは彼だと。
その夜。
私は医務室で彼の軽い擦り傷を手当てしていた。
リヴァイ
夢主
リヴァイ
気づかれていた
急いで視線を逸らす
本当は言いたいことがある。
でも───嫌われたくない。
ただの部下でさえいるのが怖い。
夢主
精一杯の言葉
兵長は少しだけ目を細めた。
リヴァイ
リヴァイ
リヴァイ
少し俯き強ばった表情でそういう
その横顔は、どこか疲れていた
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