妖怪学園Y 影と忍びはHEROになれるか

前回のあらすじ！保健の園等先生に呼ばれた4人は不思議な時計YSPウォッチを手に入れてテストを受ける事となったそのテストの内容はなんと！番長雷堂メラを倒すという…果たしてどうなるか？。そして此処は荒れた校舎の一角に来ていた

ジンペイは呑気にそんな事を言うと黒は少し怖がりながらツッコんだ

5人はそのまま奥へ奥へと入っていった…

※一応教室です

皆は先程までに増して不気味で暗い教室の前に立っていた。ジンペイは扉に手をかけようとすると扉外れてしまい…ｶﾞｼｬﾝｯ!!…っと音を出す

マタロウがそうツッコむと玉座に足を組んで座っているオレンジ色の髪の少年と顔に火傷痕がある大きな少年の姿があった

何か違和感に気付く黒にその後ろで恐怖で怯える最中…ジンペイだけが何時ものスペースだった

ジンペイがそう言いながらマタロウ、小間は息ぴったりに腰振りダンスをし黒とコノハも釣られて腰振りダンスを始めた。すると獅子黒に鋭く睨みつけられ後ろに下がった。コノハは黒を守る形で自分の後ろに彼女の前に立った。メラ達はそれを水に流し話を進めた

そう言うとメラはニヤリと笑って両手を勢いよく開いた。ジンペイも続けて左腕を思いっきり突き上げてこう言った

予想だにしないメラの返答に一瞬ジンペイの動きが止まり何かを横切った様な感じをした

後ろを振り返るとマタロウと小間が獅子黒に首を掴まれて上に上げられていた

苦しみつつも小間の発言で皆は何かに気付いた

すぐに気付いた黒と流石のジンペイもハッとした表情を浮かぶ

小間が言うとコノハは理解し今度はメラと獅子黒を睨んだ

メラの指示と同時に獅子黒は二人を掴んだ状態でジャンプし空中で回転しそのまま二人を投げ飛ばし二人は壁に直撃して倒れ込んだ

二人は慌ててマタロウ達の所へ駆け寄った

マタロウに駆け寄った途端獅子黒に殴られそうになったが影の中に入ったお陰でなんとかダメージを喰らわなかった

ドゴッ！！

ドガーンッ！！

獅子黒の攻撃を腕をクロスさせてガードをしたがあまりの威力でそのままふっ飛ばされたがコノハが素早く黒をキャッチしそのまま近くにあったロッカーに直撃してしまった

するとマタロウと小間が二人の所に駆け寄りジンペイも二人の方を見るが…

ドコッ！！

コノハが忠告した途端既に背後に居た獅子黒がジンペイを殴りジンペイは天井に直撃しそのまま床に落ちた

圧倒的にふっ飛ばされてしまい絶体絶命のピンチ！だったその時…ジンペイのイヤーチップに園等先生から通信が来た

ﾌﾞﾁｯ…っとセクシーボイスで言いそのまま通信が切れた

小間はスマホを取り出し早速取説を見た。そしてジンペイも立ち上がる

早速ジンペイはバケーラのメダルを出し親指でメダルを弾かせて空中に舞い上がるメダルをキャッチしウォッチにセットした。そして"ワーイ！"っと音が鳴った

"カモンゴーストー！"

するとウォッチから光が出てそのまま弾けてバケーラが登場した！

5人が目を開らくとメラと獅子黒も予想外な事が起きて少し驚いている様だ

バケーラはそのまま獅子黒に近付き攻撃し続けるが何度も避けられてしまう。

獅子黒はいきなりバケーラの前に立っていてそのままバケーラに強いパンチをお見舞いするが柔らかい身体を持つバケーラに効いているのかどうか分からない。そしてジンペイ達はバケーラをひたすら応援していた…そして何故かマタロウはチアガールの衣装を着ていた…

黒はひたすら応援するが圧倒的にやられっぱなしだった

ジンペイがそう言ってかなり苦戦している様だ…そこで黒はある事を思い出す

"ワーイ！…カモンゴースト！！"

ぱっと見夜雲と夜叉丸はあまり戦闘系には見えないが…

そう言ってる間に夜雲と夜叉丸は攻撃を続けるバケーラに関してはやられっぱなしだ

夜雲がトドメを刺そうとした途端獅子黒はバケーラと夜叉丸を力強く投げ飛ばしそのまま夜雲に当たって全員やられてしまった

そう言って夜雲と夜叉丸は役目を果たしたのかﾎﾞﾌﾝｯと何処かに消えてしまった。そして再びイヤーチップから園等先生の声が聞こえて来た

目を丸くして驚くジンペイに意味が分からない黒

園等先生がそう言うとジンペイはﾆﾔﾘｯと笑い変身メダルをウォッチにセットする

"ワーイ！Changefromヨウカイヒーロー！"

"ケンゴウベニマル！"

丸い円を両手で回してそのままベゼルを回した。するとバケーラがリボンの様になりジンペイの身体に巻き付いた

"ワーイ！ワーイ！ワイワイワイワイ……SP！"

そして誕生妖怪HERO剣豪紅丸！

特撮好きのマタロウにとっては大興奮しても可笑しくないそして目を輝かせて小間の手を掴んでブンブンっと振っていた

お互い好きな物が一緒だったので意気投合した。すると黒はﾊｯ!っと何かを思い出した

黒も変身しようとしたが何故か紅丸に止められた

その光景をずっと黙って見ていた獅子黒は口を開いた

獅子黒がそう言うと日本刀を出した

マタロウはそう叫び紅丸の二本の尻尾にしがみついた

コノハが言おうと思ったら既に遅かった…。そして第2ランドに突撃しお互い剣と剣と打つかり合い火花を散らかせる

黒達が見ている間紅丸の止まらぬ攻撃をなんとか刀で防いでは居るが尻尾にしがみついているマタロウには流石に避けきれなかった

だが、紅丸の言葉に全く聞く耳を持たず怒りのスイッチが入っている獅子黒。マタロウはつかさず紅丸の尻尾から離れて行った

黒達は心底びっくりするが怒りでいっぱいな獅子黒はガン無視し紅丸に襲いかかる

狂気の増した獅子黒に紅丸はつかさずYSPウォッチにYメダルをセットした

"ワーイ！エグゼキュート！"

ザシュッ！！

目にも止まらぬ速さの攻撃に一瞬何が起きたのか分かってない4人にただ無言で立ってる獅子黒

獅子黒は一文字に斬られそのまま消えた

なんとか獅子黒を倒した黒達であったがもう一人忘れてはならない者が居た…その人物は今回の目的の雷堂メラ。そしてメラはゆっくりと拍手をしこう言った

今まで玉座に座っていたメラが立ち上がり手にはナックルを付けて紅丸に襲い掛かってきた。そして連続でパンチを繰り広げる

流石は"番長"、繰り広げる攻撃が一つ一つ強力だ。だが紅丸はなんとか刀で防いではいる

拳から炎をまとわせ無数にパンチを繰り広げる！目にも止まらぬ攻撃でそしてその一発が紅丸に当たり、爆破。後ろに飛ばされるが4人で抑える

そう言って紅丸は変身を解いて元のジンペイの姿に戻ってしまった

正々堂々過ぎるジンペイに驚く3人

変身が解けたにも関わらず全く動じないジンペイ…すると内股でフラフラと少し歩き、指を自分の方に向けてメラを挑発する

メラは先ほどまで付けていたナックルを外しジンペイと向き合う。

まずメラは妖力を拳に貯めてそのままジンペイに入れた。ジンペイもすぐさまカウンターを食らわす！両者は一向に譲れない怒涛の攻撃。ボクシングリングで(…ぽく見えて)二人！中々決着がつかず、正々堂々とした勝負に思わず見る4人、そして両者はトドメを構え、決着が近付く！。ジンペイの構えに何処か見覚えがあるマタロウは思わず叫んだ

チーンッ！

…っと見せかけてジンペイはなんとメラの股○に一撃を入れ、そのまま連続攻撃した

ムンクの叫びのポーズでクネクネするマタロウと小間にあまりの反則で叫ぶコノハに、メラが流石に可哀想だなぁっと思った黒であった…そして次回に続く！