【好き】

何故そうなったかは僕の、幸せ。の連載読んでください笑

文化祭二日目。

今日はるぅと君と莉犬くんはシフトがないらしい…

のに

目の前には

いつもの甘い声でイケメンの執事服を着たるぅとくんがいた。

笑いながら話するぅと君…でも

こっちはそんな恰好でいられると照れるんだよぉ‼////

こうして僕の波乱の文化祭二日目が幕を開けた。

今日はさとみくんと回る約束をしている。

のに……

下駄箱で会う約束をしてたのに…こない。

まぁ朝とかよく遅れるし、同じものかｗ←

俺はスマホを出してTiktokを見ることにした。

いきなり肩を揺らされた。

知らない人…おそらく他校から遊びに来た人だろう。

これってナンパ？結構やばい人だ…

大分しつこい……

どうしようか考えていたら腕をつかまれた。

腕を引っ張られる。俺は小さいから力がなく、振りほどくことができない。

俺はどうなるの…？

気が付いたら俺はさとみくんに抱きしめられていた。

か…彼氏？///

いつもとは違ってなんか黒い笑顔…あ、

るぅと君に似てる…？

なにか話してるようだったけど俺とさとみくんには聞こえなかった。

さとみくんは追いかけようとしていたけどすぐに俺の方を向いた。

しばらく沈黙が続いた。

なんでだろう…

さっき彼氏って言われた時も

心臓がずっとドキドキいってる……

なんなの…この気持ち……

朝の緊張は何だったのか…途中からは普通に話していた…

たまたま廊下ですれ違った女子生徒の声が聞こえた。

…やっぱりるぅと君ってモテるんだな……っ

え…こっち来るの…？

女子生徒が話しかけた途端なぜか僕の体が勝手に動いた。

……僕、なに抱き着いてるの…？

……確かに…僕なんでこんなこと……

僕は何がしたかったの…？

この場から今すぐ逃げ出したい…っ

そういった途端るぅと君は僕を抱っこして走り出した。

……

どうしよう……

僕…あれ嫉妬してたの…？

本当にごめん……

そういおうとしたとき、彼が急に抱きしめてきた

え…なんで…？

僕も……

告白の返事……最終日にしようと思ってたけど……

いっちゃった…‼

いま彼はどんな顔をしてるんだろう

長い間待たせちゃったけど…これが僕の答え。

だって……

るぅと君のこと大好きになっちゃってたんだもん…/////

さっきの100倍以上の笑顔で手を差し出してくれる君。

僕はその手をそっと握った。

なーくんとジェル君のクラスに行くとちょうど二人とも働いてた。

俺たちに気が付いたジェル君が話しかけてきた。いや、接客か。

後ろからるぅと君ところちゃんが来た。

…あれ？

ころちゃんとるぅとくん、手繋いでる…？え？

俺たちはとりあえず席に座ることにした。

続く。