深澤side
俺たち鬼チームは、
1人も殺せないまま1日目が終わった。
森本
深澤
森本
森本
深澤
深澤
森本
深澤
森本
森本
森本
森本
深澤
深澤
森本
深澤
深澤
森本
俺だって皆を殺したくなんてない。
けど全ては俺と慎太郎のため。
もう覚悟を決めるしかなかった。
1日目が終了した。
幸い、今日は誰も犠牲にならなかった。
目黒
ラウール
岩本
岩本
目黒
岩本
ラウール
岩本
岩本
目黒
ラウール
岩本
目黒
岩本
岩本
ラウール
ラウール
岩本
岩本
目黒
岩本
俺たちは、
2人と敵になって、
戦う覚悟を決めるしかないんだ。
あっという間に夜は明けて
2日目のゲームが始まった。
昨日と同じように、
周りは静まり返っていた。
その時、
スタッ……スタッ……
誰かの足音が聞こえた。
音のする方へ行くと、
深澤
目黒
ラウール
俺は驚きで言葉が出なかった。
やっと出会えたことの嬉しさより、
2人はもう敵だという事実が、
心に重くのしかかってきた。
深澤
俺は目を閉じ、覚悟を決めて
タッタッタッ……
2人を追いかけた。
その瞬間、2人も我に返って
俺に背を向けて走り出した。
目黒side
目黒
ラウール
俺とラウールは一直線に走り出した。
タッタッタッ……
足音が少しづつ大きくなってきて
もうすぐ追いつかれると思った。
目黒
目黒
ラウール
目黒
ラウール
俺は細い道にラウールを逃がした。
目黒
目黒
ラウールを死なせる訳にはいかない。
守るって約束したんだ。
目黒
後ろを振り返ると、
俺よりも早いスピードで
ふっかさんは追いかけてきていた。
目黒
俺が逃げた場所は行き止まりだった。
大丈夫。ラウールは無事。
犠牲は俺だけで充分だから。
目黒
深澤
深澤
目黒
目黒
ふっかさんの手は震えていた。
深澤
深澤
目黒
目黒
目黒
深澤
深澤
ふっかさんはそう言い、
ナイフを振りかざした。
グサッ……
深澤side
俺はぎゅっと目をつぶり、
グサッ……
目黒の胸にナイフを1突きした。
はずだった。
目黒
俺の目の前には、
胸にナイフが刺さった
血を流しているラウールがいた。
ラウール
目黒
目黒
深澤
俺はその場に立ち尽くしていた。
ラウール
ラウール
ラウール
目黒
目黒
ラウール
ラウールはそう言い、目を閉じた。
目黒
目黒
目黒
その時、
ピーンポーンパーンポーン……
GM
目黒
そのアナウンスを掻き消すように
目黒は悲痛な叫び声をあげていた。
俺はその姿を見て、
1滴も涙が零れなかった。
自分自身が壊れたことを自覚して
俺はその場から立ち去った。
2日目 死者1人
コメント
2件
最高なんだけど
ふっかさん…! サイコ系すごいな… 続き楽しみにしてます!