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ゲームが終わった後、

俺らは元の場所に戻ってきた。

少しずつ人が集まってきて、

後は目黒とラウールだけだった。

向井

あ……、めめや…。

康二が見た方を振り返ると、

そこには目黒がいた。

隣にラウールの姿はなく、

目黒は俯いたまま、泣いていた。

岩本

……目黒、どうした、?

岩本

ラウールは……?

目黒

………、

目黒

ラウールは……、

目黒

…ふっかさんに……泣

目黒が何を言いたかったのか。

俺はすぐに理解出来てしまった。

岩本

……え…、

佐久間

嘘……でしょ……?

目黒は黙って首を振った。

向井

なんで……、

向井

なんでラウールが……、泣

阿部

……もう嫌だよ…、

松村

一緒に…いたんだよな……?

松村

なんで守れなかったんだよ。

ジェシー

北斗…、今はさ……、

田中

でも、なんでラウールだけ…?

目黒

……ラウールが…

目黒

俺の事を庇ったんです……、

松村

応急処置はしなかったのか……?

田中

そうだよ。助かってた可能性だって__

髙地

2人ともさ……。

髙地

今の目黒の気持ち、考えてよ。

京本

そっとしてあげなよ。

田中

……ごめん。

松村

……、

宮舘

誰も悪くないんだよ。

宮舘

ふっかも、目黒も、誰も……。

渡辺

今はただ、

渡辺

これ以上犠牲者を増やさないことしか出来ない。

岩本

……そう…だな…。

昨日まで生きてたラウールが、

こんな呆気なく死んだなんて。

俺は、言葉が出なかった。

目黒side

目黒

はぁっ……っ……泣

俺はラウールを守れなかった。

前までの元気なラウールの姿と

俺を庇って刺されたラウールの姿が、

俺の頭にこびりついていた。

近くにいる仲間ですら守れないなんて。

生きる希望を無くしてしまった。

俺は1つの考えが浮かんだ。

今、自分にできること。

ガチャ……バタンッ………

俺は良く考えて、部屋を出た。

深澤side

俺はもう一度戻ってきた。

ラウールを殺したあの場所に。

すると、

スタッ……スタッ……スタッ………

誰かの歩く音が聞こえた。

目黒だった。

深澤

……やっぱり目黒も来たんだな。

目黒

…はい……、

深澤

俺、

深澤

涙出なかったんだよ。

深澤

ラウール殺した時。

深澤

その時点で、

深澤

俺もうぶっ壊れたんだなぁって思った。

目黒

……、

深澤

慎太郎には伝えたんだよ。

深澤

あいつ何も言ってくれなかったけど

深澤

俺、今どうすりゃいいかわかんねぇよ。

深澤

……でも多分、俺が今したいことと、

深澤

目黒がしたいこと、

深澤

同じだと思うんだ。

目黒

………俺も、

目黒

そう思ってここに来たんです。

俺たちの考えは合致した。

俺たちは目を合わせて、

外へ出られる扉へと向かった。

俺らは、今から外に出る。

つまり自殺する。

誰かに殺されるのも、

死を待つのも本望じゃないから。

深澤

これ、出たら本当に死ぬのかな。

目黒

……死にますよ。

目黒

動画、見たでしょ…。

深澤

だよな……。

目黒

本当にいいんですか、?

目黒

慎太郎くん1人を置いていって。

深澤

……あいつなら大丈夫だよ。

深澤

俺は信じてる。、

ギギギ……

外に出られる扉を開けて、

2人で足を踏み出そうとした時、

向井

めめ……、?

向井

ふっかさんも……?

そこには康二に舘さん、照がいた。

深澤

っ……、

宮舘

何してんの……?

宮舘

外でたら死ぬんだよ…、?

目黒

……だからですよ。

目黒

俺たち、このゲームから降ります。

岩本

何言ってんだよ。

岩本

早く戻ってこいって……。

深澤

もう無理なんだよ。

深澤

これ以上誰も殺せない。

目黒

俺のせいでラウールは死んだんです。

目黒

生きてる意味なんてどこにもない。

深澤

ごめんな、みんな。

深澤

今までありがとう。

岩本

待てって……!

岩本

やめろよ………!!

向井

めめ……ふっかさん………!!

向井

もうやめてや……泣

3人の言葉を無視して、

俺たちは同時に足を出した。

スタッ…………スタッ…………

ゆっくり歩き出したけど、

すぐには首輪は爆発しなかった。

岩本

なんでこうなんだよ……

俺たちが歩いていくのを、

3人は見送ることしかできなかった。

向井

止めな……2人のこと……、

宮舘

康二だめ……康二死んじゃうから…!

向井

離して……2人が…!!

俺がチラッと後ろを振り返ると、

静かに泣いている照と、

叫んでこっちに来ようとしている康二、

それを必死で止める舘さんが見えた。

2人は部屋の方に消えていった。

深澤

俺、愛されてたんだなぁ……。

照の方を見て俺は微笑むと、

進んでいる方向を向いた。

もう振り返らなかった。

その時、

パァンッ……パァンッ…………

鈍い音が2回鳴った。

首が爆発した音だった。

俺と目黒で、2回。

岩本

ふっか……目黒……!!

遠くから聞こえる照の叫び声を聞き、

俺は死んだ。

ゲーム外 死者2人

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