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入ったら出られない 第1話

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入ったら出られない 第1話

1 - 入ったら出られない 第1話

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2020年07月01日

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春夏

皆~中に入ると2度と外に出れない家って知ってる?

え?何それ気味悪

玲子

知ってるよ。
その家にはいったら2度と出れないって聞いたことある。
確か........家からでる方法があった気がする.......。思い出せない。この話、誰から聞いたんだっけ?ごめん。忘れた。

春夏

別にいいよ。それより行ってみない?

え?嫌だよ。私、怖いの苦手だから.......

玲子

私もいきたくない。
入ったら2度と出れない家に入ると死んじゃうっていってた。

玲子

だから、いかない

春夏

いいじゃん、
行こうよ

((‘д’o≡o’д’))

玲子

断る

春夏が私たちを強引に中に入ったら2度と出れない家に行かせようとするので渋々いくことにした。

春夏

ついた!

春夏

案外近いのね

やめた方がいいと思うけどな

玲子

私もそう思う。

春夏

まぁまぁ、そんな怖がらずに......

中に入ったら2度と出れない家の前で話をしていると、悠翔がやって来た。

悠翔

お前ら何しとんの?

春夏

ん~と。秘密

悠翔

ケチケチしなくてもええやん

春夏

教えたらついてきそうだし

悠翔

まさか、中に入ったら2度と出れない家に入ろうとしてんないやろうな?

春夏

え?うん。入ってないけど?

悠翔

良かったわ。

玲子

心配したよね

春夏が行きたいって行ったから

春夏

いいじゃんか、好奇心が止まらないの

悠翔

ダメだ。入るんやない。死にたくないやろ?

玲子

もちろんです。

入ったら死んじゃうんだ。
嫌よ。行きたくない

春夏

そんなでたらめ通用するとでも?

悠翔

でたらめいってないわ。本当に死んじまうんよ?ええのか?

春夏

死ぬわけないでしょ!何いってるのよ!

悠翔

お前らにはまだはなしてねぇへんけど、俺は前親友をなくしたんやで?ここでな!これでも信じられへんか?

春夏

え?あんたの親友が死んだ?ここにはいって?

悠翔

ああ、話してやるわ。この家の恐怖をな。

悠翔が前の出来事を話し始めた。私たちはその話を真剣に聞いた。

俺と夏は家が隣どうして毎日のように話していたんや。幼馴染みだった。夏はいつも俺のことをはるちゃんと呼んでくれていたんや 。俺は嬉しかったんや。夏がはるちゃんと呼ぶと心が安らぐんや  そんなある日のことやった 俺は親友の夏とある話をしていたんや

悠翔

なぁ、夏こんな話し知っとるか?

何?はるちゃん。

悠翔

中に入ったら2度と出れない家

何だそれ?噂になってるの?

悠翔

ああ、噂になっとるんや

へー、で、その家にいきたいと?

悠翔

ああ、そうや。話が早いな。夏は

僕はいかないよ。

悠翔

えー、興味わかないん?

わかないよ。何せ僕は怖いのが苦手でね。

悠翔

はじめて聞いたわ。分かった。この近くにお化け屋敷があるやけどいかへん?

それで、はるちゃんの気持ちが押さえられるの?

悠翔

当たり前やがな

悠翔

ええやろ?

いいよ。

俺たちはお化け屋敷に向かったんや。俺は嘘をついたんや。お化け屋敷何てないんや。そこにあるのは中に入ったら2度と出れない家だった。俺がいるから大丈夫だとおもっとと。でも2度と出れない家は一人しかいれてくれない屋敷やったんや。俺は最後に交わした言葉を思い出したんや

ねぇ、はるちゃんお化け屋敷頑張るから見守っててよ。

悠翔

お安いご用ですわ

ありがとう。

もし、僕が死んだらその時は僕のことを思ってくれさえいればそれでいい。自殺など僕のあとを追わないでほしい。例え、死んだとしても会えるかわからない。僕は、はるちゃんが長生きしてくれればいいと思ってる。だから、僕がいなくなっても死なないでね。約束だよ。

悠翔

あたりまえやん
絶対に自殺せいへん

じゃぁね。元気でね。

悠翔

夏.........

夏はここがある屋敷だと分かっていたんや。だから、最後自殺をしないでほしいと最後の言葉としていっていたんや。俺は聞き逃さなかったんや。夏が最後いっていた言葉を 夏はこう言っていた。

はるちゃんの大好きだよ。

と俺は悲しかったんや。家に帰り俺は目が赤く腫れるまで泣きまくったんや。こんな悲しい思い出がある以上あの屋敷には近づきたくなくなったんや。いなくなってほしくないというこの思い。 伝わってきたんや。夏ごめんな。こんな俺ですまんかった。

春夏

こんな悲しい出来事があったんだ

悠翔

それも昨日の話だ

玲子

私たちで夏さんを助けにいくのはどうでしょう?

悠翔

お前は何いってんねん!夏は死んどんやぞ?

玲子

昨日の話ならまだ生きています。

悠翔

何を.....?
生きてるんか?夏は生きてるんか?

玲子

はい。あの屋敷は殺しはしない屋敷なのです。ただ、家から出さないだけ、お腹すかしてると思うけど、

悠翔

会えるんやな?

玲子

はい

良かったじゃん!悠翔くん

春夏

ふーん😒

悠翔

ありがとう。玲子

玲子

いいえ、さっきの話を聞き、助けたいと思っただけです。悠翔さんは外で待っていてください。

悠翔

ああ、気を付けるんやで

春夏

うん

はい

玲子

わかりました。

夏を助けにいく三人の女の子たち。 助けられるのでしょうか。その行方は.... 第二話でお会いしましょう。

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