太×中

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青鯖を探す為に寝室を見渡す

ｼｰﾝ...

中也の声に応答は無く、

朝の冷たい空気だけが寝室に流れる

...居る訳ねぇ、か。

ねむ、、

ふと机に目をやると

机に一通の手紙と見るからに和風な朝食が 置かれていた

┄┄┄┄ 最小幹部へ 昨夜はどうも、明日は仕事に支障が出ない事を祈るよ。笑 それと、どうせ朝起きれないと思うから、机に朝ご飯置いとくね。 イケメンだざむより ┄┄┄┄

TVを付けて時間を確認する

6：54

中也の出勤時間は何時も8時で

乗り換えも含めると準備時間は残り30分 といった所だった

太宰の事だから全て把握済みだったのだろう

…ムカつくけど、、残すのはもったいねぇし良くないよな。

ｸﾞｩ~、

中也のお腹から盛大な音が鳴る

…うま、

※仕事終わり

家に帰る前に少し飲んで帰ろうと店を 探していた

ぁ゛~疲れた、、

行きつけの飲み屋の前につく

おぼつかない足で店に入ろうとすると、、

ドンッ

謝ろうと顔を上げる

するとそこには見覚えのある顔が居た

ｶﾞｼｯ

太宰はそう言うと昨晩の盛んな2人 の動画を見せてきた

流されてはいけないのは分かっていた

だがそれを口に出来ないのは

俺が此奴に" 溺れている "からだろう。

数十分後…

太宰は中也の方を向くと 少し躊躇った表情をした

中也の手に太宰の手が触れる

そう言うと太宰は子犬の様な表情で 如何にも落ち込んでいる顔で俺の方を見る

くそｯ…この顔をされたら俺は、、

嗚呼……またそうやって俺に期待させる

太宰が俺だけに好意を寄せているのでは無いかと、