赤
へ…?

黄
………(⚭⚭)ジー

聞いちゃったぁ…
気になりすぎて聞いちゃいましたよ…
赤
えっと…

もしかして聞こえてた!?
だとしたら最悪ぅうううう
黄
あ、…無理して言えとは言いません

黄
気になっただけです…

黄
じゃあ…(立とうとする)

赤
待って…

黄
え?

赤
話す…話すから座って

黄
は、はい

赤
あのね俺たちが「一ノ瀬家」ってゆうのは本当なの

黄
!?

赤
俺たちとゆうより俺と黄くんだけなんだけど…

黄
え?じゃあ桃にぃ達は…?

赤
桃さん達は佐埜家(今の苗字)

赤
だからね……その…俺たちは桃さん達と血は繋がってないの…

黄
……

そんな…
血が繋がってなかったなんて…
信じられないよ…
赤
それでね「一ノ瀬」ってゆうのは

赤
超有名な会社の社長の名前なの…

黄
もしかして

赤
そう。その社長の息子達が俺たちなの

赤
本当だったら俺たちのどちらかが会社を継ぐはずだったんだけど

黄
…?

赤
その…社長…俺たちの(元)お父さんは子供を殴るような人で…

赤
浮気癖もあったし…

黄
え…!?

赤
お父さんが色んな人と浮気するから

赤
あ母さんは耐えきれずに出ていったの

赤
俺たちを連れて

赤
お父さんはもちろんそれを許さなかったから

赤
俺たちがもっと大きくなったらそいつらを連れ戻すからなって言ったの

黄
そんな話覚えてない…

赤
無理ないよ…

赤
俺は記憶力がいいだけだから

赤
当時は黄くんが1歳 俺が3歳だったからね

黄
待ってください

赤
ん?

黄
話を整理します

黄
僕と赤にぃは一ノ瀬家で桃にぃ達とは血が繋がっていない

黄
そしてお父さんは会社の社長

黄
そして僕たちが大きくなったらこの家に来て連れて帰るとゆうことですか!?

赤
うん、うん、

黄
それって必ずどちらか帰らないといけないんですか?

赤
そこは分からないけど多分そう

僕この家出たくない
でもそしたら赤にぃが帰ることになっちゃう…
どうしよう
黄くんは迷ってるだろうな
俺はこの家に必要とされてないし
いっそ…
赤
黄くん良かったら俺が帰るよ

黄
え

♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:*:・'゜☆.:*:・'゜♪.:*:
赤
おわる!!

赤
またね!、
