主
主
主
主
主
主
主
色彩が安定しない。 身体が鉛のようだ。 目が覚めてすぐ、そう感じた。
類
視界に入ってきたカレンダー。 鮮血のような赤で囲まれた日付。
類
類
類
類
果たして、どうだろうね。
類
ワンダーランズ×ショウタイム
類
しかし、安心したからだろうか。 突然目眩が襲ってきた。
類
みんなに、迷惑をかけてしまう。
そんな僕は、必要ない
司
えむ
司くんとえむくんが、心配そうな顔をして僕の顔を覗き込んでいる。
類
これも、全部、僕のせい……?
類
類
寧々
寧々
寧々
えむ
類
類
寧々もえむくんも、司くんも。 みんな、強くなっていってる
変われないのは、 変われていないのは、僕だけ。
全部、僕が弱いから。
類
目眩を振り払うように、はたまた 自分に言い聞かせるように。
大丈夫、と繰り返した。
類
類
演出が、出ない。
類
今すぐ案が必要ではないことは 分かっている。
でも、もしこのまま、 ずっとこうだったら……?
類
類
早くしないと、 置いてかれちゃう!!
類
急に込み上がってくる、 忘れていた筈の吐き気
視界が回転する。 まるで、世界が僕を拒むように
抗うことなんて到底できずに、 床に崩れ落ちる
類
濁流が、押し寄せる。
近くには、今までのショーで 使った装置が置いてある。
類
現実は、僕を嘲笑った。
類
拒めば拒むほど、 吐き気は増していく。
ああ、みんなの思い出が 汚れていってしまう
類
類
類
また、独りぼっちだね
類
類
類
類
僕を 独りぼっちに しないでよ!
コメント
2件
最高…