コメント
9件
髪が踊るように揺れる の表現好きやわぁ 相手の変化にすぐ気づくロロロさすがですわ
自分の足音だけが廊下に響く
この空間はとても静かだ
rbr
rbr
外を見れば
訓練場で準備運動をしている
コネシマとシャオロンとゾムの姿が あった
rbr
rbr
そんな事を考えていると
消毒の独特な匂いが辺りに漂う
医療棟の近くまで来ていた
沢山病室があって迷いそうなぐらいだ
ペ神がいる医務室は少し奥の方
俺はゆっくり扉を開けて
医務室へと入っていった
sn
sn
ペ神の温かくて優しい声が部屋に響く
rbr
sn
sn
rbr
sn
何かおかしい
今日のペ神
何かを隠してる様な感じがする
余裕が無いって言うか
苦しそうな感じがする
rbr
sn
rbr
rbr
sn
rbr
rbr
sn
rbr
sn
ペ神が少し震えた声で話始める
sn
sn
sn
sn
少し泣きそうな声でペ神が謝ってくる
rbr
sn
sn
rbr
rbr
rbr
rbr
sn
sn
sn
sn
rbr
sn
ペ神が椅子から立ち
薬品棚を漁り始める
sn
薬が入った小瓶を渡される
rbr
sn
rbr
rbr
sn
sn
コクリと少し頷き医務室を後にした
rbr
室内と違って空気が澄んでいる
外に出たの久々だ
さらりと風が顔に当たって
髪が踊るように揺れる
道に沿って植えられている木は
緑で彩られていて
夏だということを物語っている
しばらくぼーっと歩いていると
訓練場の近くのベンチに
シャオロンが座っているのが見えた
sha
sha
rbr
独りだと暇だったから丁度いい
シャオロンの隣にすわって
駄弁り始める
rbr
rbr
sha
sha
sha
sha
シャオロン顔を見ると
汗が頬に伝って落ちる
喋り初めて何十分か経った
俺も暑すぎて限界だ
自分の頬にダラダラと汗がつたるのが分かる
rbr
rbr
sha
rbr
sha
sha
rbr
rbr
俺は少し軽やかに走って涼しい室内を 目指す
カサッ
sha
シャオロンには聞こえた何かが落ちた音は
俺の耳には聞こえていなかった