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太った彼女とモテモテな男子 24

第1話 - 太った彼女とモテモテな男子 24

277

2020年08月14日

#永瀬廉

#平野紫耀

#岩橋玄樹

#神宮寺勇太

菜月

○○

こないで…

永瀬廉

…悲しいこというなや…

平野紫耀

先輩…

永瀬廉

なんだよお前…

紫耀が止めているのにかかわらず永瀬先輩はまた私の腕を強く掴む

○○

離して…

永瀬廉

へぇ〜やっぱり○○強いんやな？

○○

…いや…先輩…

○○

(なんだよこいつ…バカ強い力が半端ない…)

永瀬廉

ん？まだ俺のとこ来るの嫌？

神宮寺勇太

離せ！

先生

おい、何やってるんだ！

私たちが騒いでると先生が焦った様子で駆けつけに来た

永瀬廉

…最悪…

○○

…先輩…痛い…

永瀬廉

今日LINEするから、あ、一緒に帰ろ？

平野紫耀

俺も付き添います。

永瀬廉

そんなに俺の邪魔したい？

平野紫耀

違う、先輩は何し出すか分からないから…

永瀬廉

お前に心配されるタマじゃねえよ

平野紫耀

…。

神宮寺勇太

ごめんね、教室戻る。

岩橋玄樹

○○今日LINEするから。。

○○

ん。。

そして放課後になってしまった

○○

(どうしよう…)

平野紫耀

○○、今日永瀬先輩部活だよ？

○○

え？

平野紫耀

朝顧問が休んでたみたいなんだけど試合近づいてるからって回復してから学校に来たって…

○○

ああ
ありがとう…

神宮寺勇太

よっ

平野紫耀

あ、神宮寺先輩！

神宮寺勇太

○○の様子見に来たんだけど〜

○○

紫耀から今永瀬先輩が部活になったって…

神宮寺勇太

ああそうなんだ。。良かったね、じゃあ俺も部活行くわ、紫耀くんは？

平野紫耀

俺も！玄樹帰宅部だから○○と一緒に帰って？

岩橋玄樹

うん！いこ！

そういい玄樹と一緒に帰ろうとすると

○○

「わかった」

○○

「ちょっと力が強くて…」

○○

「だよね」

○○

「ありがとう」

岩橋玄樹

紫耀やさしいね

○○

うん！

岩橋玄樹

ここらへんでいい？

○○

うん、わざわざ送ってくれてありがとう

岩橋玄樹

いいよ！じゃあ今日はLINEしなくてよさそうだね！

○○

うん！

岩橋玄樹

このまま寄り道せずに帰る感じ？

○○

ちょっとコンビニ寄るかな？

岩橋玄樹

うん、わかった！(コンビニまで付き添うとか気持ち悪いだろうから…)

○○

ばいばい！

岩橋玄樹

ん、ばいばい！

そのままコンビニに寄っているときたまたま永瀬先輩を見た。まだ 18時になったばかりだ。学校が終わる時間からまだ1時間しか経ってないのに…

○○

先輩…また1人…

永瀬廉

…はぁ…

○○

ため息ですか？

永瀬廉

え？あ、○○！

永瀬廉

びっくりしたー

○○

顔色悪いですね。部活休まれたんですか？

永瀬廉

ううん。顧問がまた途中でダウンして…

○○

そうですか…てか最近痩せましたよね

永瀬廉

それは○○もやろ。痩せて綺麗になったね(これは本音)

○○

そうですか？でも永瀬先輩は元々細身だし…

永瀬廉

じゃあ俺の家に来て料理作ってや

○○

え？

永瀬廉

1人はしんどい

○○

あ、、えっと…

永瀬廉

大丈夫って危ないことせんし

○○

(今まで散々したやろがい！)

永瀬廉

…ん。もうええわ。

そういい永瀬先輩はカップヌードルとコーラをカゴに乱雑にいれてレジまで一直線に向かった

さすがにそれは健康面でやばい気がしたから

○○

先輩！

永瀬廉

ん？

○○

作りに行きます。

永瀬廉

え！？ほんまに！？じゃあ食材いれて？

○○

あ、はい…

○○

(あんな悲しそうな顔見せられたらほっとけんやん…)

永瀬廉

…○○はほんまに…やさしいな…

○○

いや…みんなやさしいですよ……

永瀬廉

女性でやさしいのは○○だけや…

○○

(私が優しいと言うより他が異常なだけというか……)

永瀬廉

良かった。。

その安堵した先輩の顔は嘘には見えなかったきっと永瀬先輩も寂しいんだろう。私達と同じように…

永瀬廉

こっから距離あるけど…荷物は俺が持つから…

○○

やさしくしないで

永瀬廉

え？

○○

もっとクズでいてくださいよ

永瀬廉

クズ！？○○クズって…

○○

っていうか…飾らないでください

永瀬廉

え？

○○

そうだ。先輩。久しぶりに私の家に来てください

○○

(兄貴とも和解して欲しいし…和解っていうかただ兄貴のほうだけなんだけど)

永瀬廉

ほんまに？優太さんに会えるんや

○○

名前覚えてたんですか！？

永瀬廉

当たり前やろ…

○○

すげえ…

永瀬廉

じゃあ行こうか…お金は俺が出すから…

○○

え…今までずっと私だったから大丈夫ですよ…

そういいながら先輩の顔を見ると冷たい目をされて睨まれたので

○○

ありがとうございます。

永瀬廉

ん。1250円かな

○○

え、計算してたんですか？

永瀬廉

んふふ

ニヤニヤ笑ってる永瀬先輩を見て久しぶりに安心感を感じた。

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続き楽しみ！

菜月

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