揺莎
は、半間、?
半間
……
揺莎
そ、それって、本当なのか?
揺莎
なんで、場地が、
半間
一虎を庇った。
半間
それだけだ
明日を生きたかった少年が
いつか空へ高く舞った
揺莎
…でも、
揺莎
それがあいつなりの1番だったなら……
止まることなんて考えなくて
半間
嗚呼。
揺莎
あ、あの!
揺莎
場地圭介の家ってここですかね?
場地の母
ええ、どうしたの、
揺莎
……線香をあげさせてください
きっと生きたかった少年は
場地
一虎っっっっ!!!
後悔なんて持ってなくて
足りない知識など分からなくて
揺莎
場地…
飛び立ってから気付くなんてさ
揺莎
私は、悲しいなんて…思わないぞ、
揺莎
あいつがしたくてやったことだから、
揺莎
半間!?
半間
なんだよ
揺莎
な、んでこんなとこに
半間
お前がやらかしそうだから、?笑
揺莎
な、んでわかるんだよ、泣
半間
お前、本当は、
揺莎
そうさ、
揺莎
私は、行きたかった。
揺莎
私は、
死にたかった
あ
し
た
が
明日が
来なければ
揺莎
まだ、場地といられたのかもね
あ
し
た
が
明日が
来なければ
きっと、きっと
揺莎
こうは、ならなかった、
揺莎
多分、
半間
お前、まだ思ってるのか?
明日を生きたかった少年だ
僕は行きたかった
君がいるはずのあの場所へ
揺莎
ここにいるはずと、信じていた、
半間
そうだなぁ
揺莎
きっと生きたかった場地は
揺莎
後悔なんて持っていなくて、
足りない知識など分からなくて
揺莎
アイツが飛び立ってから気付くなんてさ
本当だ、この何も無い今
君から貰った未来への切符
揺莎
そうだ、僕は
揺莎
行きたかった
揺莎
私は
生きたかった笑
あ
し
た
が
明日が
来なければ
揺莎
きっと、
こうはならなかった笑
あ
し
た
が
明日が
来なければ
揺莎
まだ、半間といられたのかもね
半間
は?
あ
し
た
が
明日が
た
だ
あ
し
た
が
ただ明日が
きっときっと
揺莎
私を連れ出して行くんだ
半間
あ、?
揺莎
多分
腹をナイフで。
半間
お''い''!