も し 私 が 君 た ち に 捕 ま っ た ら _
犬にでもなって、なんでも君たちの言うことを聞いてあげるよ。 なんだったら、私を最後に殺してもいい。
ね?君たちが散々扱ってきた犬が死ぬ時、 どんなざまで死ぬのか、 君たちなら、楽しみにするだろう?
ミク
にしても、ばかな約束だなぁ。
ミク
さすがに私も一応人間だ。
ミク
約束位は守る...
ミク
守るけどやだなぁあいつらの犬とか、
ミク
ま、生き残ればいいんだ。
ミク
ただそれだけだもん。
死体を前にして独りでブツブツ喋る異様な光景。
さっさと逃げないと捕まってしまうので、 とりあえず私はその場から逃げた。
幹部を追加します。
という放送の機械音を聴きながら。
ミク
図書室かなんかかな?
ミク
本が沢山あるや。
?
いや図書室だから本があるんだろ。
ミク
それもそうね。
ミク
...ん?
なにか違和感が... そして私今誰と...
ココ
やぁ。お嬢さん?
ココ
梵天幹部の九井一だ。
ミク
やばっ
こんな狭いところじゃ後ろにも下がれず、ただ正面にして見つめあってるだけ。
ココ
聞いてなかったか?放送
と、指を上に向けて話す九井さん。 見た目はあれだが、あの2人よりかはましだ。 多分苦労しているだろう。
ミク
お勤めご苦労様です。
ココ
そりゃどうも。
ココ
先にあの2人にあったのかよ
ミク
そうですね。
そりゃ大変だったな 笑 と口角を上げ薄い笑みを浮かべた
ミク
私、あの2人ととんでもないかけをしてるんです
ミク
なので逃がして貰えません?
ココ
同情はするが、こっちも仕事だからな。
ミク
同情するなら逃がしてください
ココ
もしかしてお前話が通じない系?
ミク
これに負けたら私永遠にあの二人の犬ですよ。
ココ
ぉーおー躾がなってない犬だこって。
面白い生き物を見るかのように私を見た。







