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特級呪霊 朝百奈 魔冬

特級呪霊 朝百奈 魔冬

「特級呪霊 朝百奈 魔冬」のメインビジュアル

9

-玖-私の''友達''

♥

39

2024年03月02日

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ぐふッ…五…条との差は……
これ程なんてッッ…聞いて…ね…

五条先生

君、僕のこと舐めすぎ
じゃない?よく乗り込む気に
なったよね?君の気が知れないよ。
最強と戦うことになるかもなのにさ
まぁ、いーや。もう用ないし

兄様…!?兄様!兄様!
兄様、反転術式で…!

五条先生

ねぇ…少し油断しすぎ
じゃない…?

え…?

五条先生

術式順転・蒼

がはッ…!

五条先生

(こいつらはどうってこと
なさそうだ…まぁ相手が僕
だったからってのもあるね…)

五条先生

すぐに兄のとこに送って
あげるよ。

或斗

ちっ…呪言師の末裔が…

ごはッ…!じゃげ……

パンダ

棘…!無理はするなよ

ッ…!!(ゴクン)明太子!

或斗

こんなものだと思うなよ?

パンダ

それはこっちだって同じだからよ…
ドラミング!

憂太

真希さん…油断は禁物だよ…

真希

お前こそな…!

琳寧

きゃはは!きゃはは!
ばっかみたぁーい♡私に
勝てっこないのにー!

真希

うぜぇな、お前。てか
お前って絶対重いって
言われんだろ?

琳寧

何よー!重くて何が悪いの!

真希

私でも言うわ。

琳寧

きぃー!

憂太

君が強いことは重々承知だよ。
でも摩冬ちゃんのことは
戻してもらうからさ…君が
どれだけ強くても…勝たせて
もらうよ…

琳寧

私に勝てっこないんだから
バカじゃないの?

真希

行くぞ、憂太!

憂太

うん…行くよ、里香

『やっちゃえ憂太ァァァ!』

琳寧

と…特級過呪怨霊の祈本里香…
これ程までとはね…いいわ、
どちらが真の愛が深いか
見せてあげるわ…!

野薔薇

(あちこち痛ぇ…そこまでするか
普通…あいつ……)

あれ?あれ?立てない!?
終わっちゃう?終わっちゃうー?

野薔薇

ムカつくんだよてめぇ…

だからこーわ…ごめんね、
ぼくが強くって~!

まず、君が負けたのはぼくの
心臓がどこにあるか知らなかった
からだよ。ぼくこれでも悪魔
だからさ!心臓は人間と同じ
とこにある訳じゃないの!

これだけで詰みって感じ?

野薔薇

あーあー…さっきから
聞いてればごちゃごちゃと
余計な口吐きやがって…

フラッ…

なッ…全てぼくの技を
受けただろ!?なんでまだ
立っていられる!?

野薔薇

呪術師舐めてんじゃないわよ…
頭は死にそうなくらいいてぇ
けどな……

野薔薇

お前は摩冬のこと何も
知らないで摩冬様だのなんだの
勝手に崇拝しやがって…
お前らの価値観で勝手に摩冬の
理想語ってんじゃねぇよ。

(嘘だろ…ぼくの技が…
いや、どう見ても
受けてただろ!?)

野薔薇

摩冬は…必死に足掻いて…
もがいて…苦しんで…なのに
お前らは…呪霊の摩冬しか
見てねぇんだろ。

だってぼく達の摩冬様だ_

ガンッ!

ッッ…!?

野薔薇

最後の釘…まだ刺してないとこ
あったのよね…お前の心臓…
羽だろ…?

なんで…わかっ_

野薔薇

羽を守るように戦ってたからね。
おかげで確信したわ。

野薔薇

確実に…勝てる。さっさと
逝けよ!芻霊呪法…簪

………ッ…い…たい……
心臓を撃ち抜かれるって…
こんな感じなのね……辛いわぁ…

野薔薇

寝て、さっさと逝きなさい。
その方が楽よ。

……………

野薔薇

はぁ…気絶したわね…
あー、いてぇ…これで1人は
片付いたわね……

月華

とげとげくん、もう
勝てないかしら?私が
できない子って思うから
いけないのよ!

………いや、終わってねぇ…

月華

なんで…すべて見切って
いたのに…この眼で全て
見切って…

お前らは……摩冬の全てを
分かったかのように話す癖が
あるな……

月華

えぇ!摩冬様はサークルの人達に
不快感を抱いていたの!絶対!
自分が呪霊でありながら人間と
同じとこに堕ちる…私が見る
摩冬様は_

それは嘘だ……
摩冬はそんなこと思っていない
俺達といることもサークルの
人達といることも…きっと
摩冬にとっては安らげる場所に
なってるはずだ…きっと…

だから俺は全身全霊を賭けて
あいつを…呪霊に戻す…!!

領域展開…嵌合暗翳庭…!

月華

最悪…最悪…!こんなはずじゃ…

…!!

月華

う……も、む…り…

月華

……………

はぁ……やっと終わったか……

後は…釘崎と……信じてるぞ…
虎杖…摩冬。

虎杖

(やっばい…追いつけねぇ…)

まふゆ

……!!

狂矢

ふふ…摩冬さまぁ…♡
やり合いましょう…!?

まふゆ

(まだ終わってない…)

狂矢

油断していますね…

まふゆ

…?

狂矢

はぁッ…!

虎杖

(やっば…俺来る…!!)

ガキンッ!

まふゆ

だめっ…絶対に行かせない……

虎杖

摩冬…?

狂矢

摩冬様…?どうしたのです…?
そんなただの人間なんかに…!
必死に…!

虎杖

摩冬…!俺なら大丈夫だから
助けなくても…!

まふゆ

ッ……友達だから…

虎杖

え?

私は気付いたら自分でも ありえないことを発していた… 「友達だから」なんて……

サークルメンバーにも 言ったことの無い言葉…

まふゆ

これはきっと私の嘘のない…
想いだと思ってる…皆のことを
ちゃんと友達って思ってて…
きっと私は…皆を心の底から
守りたい…!

虎杖

摩冬……

狂矢

でも摩冬様…死にそうですね?
惜しいです…それじゃ…さよ_
んなッ…!?これは…

狂矢

摩冬様に…当てれない…?
いや、当たらない…無限…?

狂矢

(いや、摩冬様の呪力が増して
いく……!!なんだ…
これは…!?)

摩冬

領域展開「鏡矢暗射獄」

狂矢

な!?なぜ…!?

虎杖

摩冬!!

摩冬

私の増していく呪力に貴方の
持っていた私の呪霊の力が
吸い寄せられたみたい……

摩冬

死眼・演劇

狂矢

ぐはッッ!!待ってくださ_

狂矢

摩冬さ_

摩冬

悠二…

虎杖

応!黒閃!!

狂矢

がはぁ!?

狂矢

はぁ…はぁッッ……息が…

狂矢

整えられない…

狂矢

もう…僕は……いつかまた…
摩冬様を……

摩冬

私の友達に何かしたら……
今度はあなたを気絶程度じゃ
済ませない…

狂矢

ッッ……

摩冬

終わった……

虎杖

釘崎達は大丈夫かな?

摩冬

きっと大丈夫……
私の…友達だから…

虎杖

…そっか!じゃあ大丈夫!!

摩冬

…うん。

後日

五条先生

で!何とか呪霊の力を
取り戻せてよかったねー!

摩冬

…はい。

虎杖

おかえり!摩冬!

人騒がせなやつだな。
マジで死にかけた…

野薔薇

ほんとよねー…ったく…!
てか…何かムカつくから
私にも聞かせなさいよ!!
摩冬からの友達って言葉!

あー…確かに聞いて
ないからな。

虎杖

いいだろー!

摩冬

そんなに…?

摩冬

恵も野薔薇も…私の友達…
友達だから…

虎杖

(表情が…!)

おい、釘崎!言わせるなよ!

野薔薇

何か悪くないわね!

摩冬

恵恥ずかしいの?

なんも言うな……///

虎杖

あー、伏黒照れてるー?w

野薔薇

伏黒、そういうのに慣れて
ないわよねー!

うるせぇ…!///

五条先生

仲良しなことでー!

摩冬

先生、どこか食べに行きたい…

五条先生

え?

虎杖

え!?摩冬!?どうしたの!?

摩冬

…?ダメなら別にいいけど…
私、寮戻るね……

五条先生

えー!ちょいちょい!!
行こ!食べに!!

野薔薇

ザギンでシースーよ!!

虎杖

ビフテキだろ!?

俺は何でも

摩冬

私も別に何でもいい……

五条先生

えー!?摩冬から言ったのにー…

摩冬

皆の食べてる姿見れれば
何でもいいから…何でもいい…
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