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暖かい。
ポカポカして、 心地よくて、しあわせな感覚。
私…、死んだの?
意識が一気に浮上する。
見慣れない天井だけど、
消毒液の匂いで ここが医務室だと分かる。
すると何か温かい感覚が 右手を包んでいて、
そこには伏黒くんが 手を握って俯いていた。
明坂光希
伏黒恵
ガバリと勢いよく 顔を上げた伏黒くん。
焦ったような 安心したような顔だ。
明坂光希
伏黒恵
伏黒恵
あの後、何が起きたのか 伏黒くんに聞いた。
七海さんが亡くなったこと、
野薔薇ちゃんが 仮死状態なこと、
乙骨先輩が海外から 戻ってきたこと、
虎杖くんがかなり 精神的に落ちていること。
伏黒恵
伏黒恵
明坂光希
明坂光希
明坂光希
伏黒恵
宿儺が渋谷で 大勢の人を殺してしまった。
きっと虎杖くんは それが自分の責任だと、
自分は存在してはいけないと 思っているんだろう。
明坂光希
私達の絆を。
薄暗い中に 焚き火の光が灯っている。
そこに虎杖くんと 乙骨先輩がいた。
伏黒恵
虎杖悠仁
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
明坂光希
虎杖悠仁
虎杖悠仁
虎杖悠仁
虎杖悠仁
虎杖悠仁
伏黒恵
伏黒恵
虎杖悠仁
明坂光希
明坂光希
虎杖悠仁
自分の声が 思ったより大きく反響したけど、
そんなの今は どうでもよかった。