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五条悟

おっはよ〜
今日も授業していくよ!

虎杖悠仁

あ、先生おはよっ!

釘崎野薔薇

遅いわよ、8分遅刻よ!

伏黒恵

おはようございます
(朝からテンション高すぎるだろ…)

五条悟

悠仁と野薔薇は今日も元気がいいね〜先生嬉しいよ

五条悟

恵は…何か言いたそうだね
何となく分かるけど
なんかあった?

伏黒恵

分かるなら聞かないでください。

五条悟

でも僕の考えと合ってるかなんて分かんないじゃん?

伏黒恵

…それはそうですけど、、

釘崎野薔薇

あるなら早く言いなさいよ、
ただでさえ遅れてるのよ!!

伏黒恵

なんで俺なんだよ

釘崎野薔薇

言いたいことあるやつなんてアンタしかいないでしょーが!!

釘崎野薔薇

さっさと言えこのウニ頭!!

虎杖悠仁

釘崎今日機嫌悪くね?!

伏黒恵

こいつが機嫌悪いのはいつもの事だろ

釘崎野薔薇

んな事言ってないで
さっさと言いなさいよ!

虎杖悠仁

そうだぞ伏黒、
言わなきゃわかんないって

伏黒恵

お前までなんだよ…

虎杖悠仁

え、だって気になるじゃん。

釘崎野薔薇

さっさと言いなさいよ
モタモタしてるともっと言いにくくなるわよ

五条悟

そーそ。
ほらほら、僕待ってるよ?

伏黒恵

自分で言わないでください

『全く…』とつけ足し、 後頭部を掻く伏黒君。

伏黒恵

……じゃあ言いますよ、

伏黒恵

……朝からなんでそんなにテンション高いんですか…

釘崎野薔薇

そうかしら…いつもの事じゃない?

虎杖悠仁

先生いつも元気だよ?

伏黒恵

でも朝からテンション高いのはおかしいだろ。

五条悟

まぁね〜…僕自身、昨日深夜まで任務あったし。深夜テンションを朝まで持ってきちゃったのかな〜。

虎杖悠仁

え!先生昨日寝た?!

五条悟

寝たよ、1時間くらい。

虎杖悠仁

少なっ!!

伏黒恵

逆にそれしか寝てないのになんでそんな元気なんですか…

五条悟

ん〜、最強だから?

虎杖悠仁

眠くならんの?

五条悟

眠いけど…テンション上げちゃえばこっちのもんだよ。

伏黒恵

どういう理屈ですかそれ…

五条悟

そういう理屈。

伏黒恵

説明になってませんよ、

虎杖悠仁

ま、五条先生が大丈夫ならいいんじゃない?

虎杖悠仁

それより早く体術の授業しようぜ?
俺早く強くなりたい!!

釘崎野薔薇

はぁ?一時間目は呪力の操作の座学よ
アンタちゃんと時間割見てきたの?

虎杖悠仁

え?

五条悟

はーい、悠仁…残念だけど、そういう事だから。

虎杖悠仁

えーッ?!

伏黒恵

……。

伏黒恵

((…頭痛てぇ……))

…授業中…

五条悟

呪力の種類はいくつかあって……

伊地知潔高

通話終了

通話
00:00

五条悟

ん…ごめんね〜ちょっと電話。

釘崎野薔薇

授業中に電話なんて…非常識よ。

五条悟

ごめんね〜、ちょっと急用っぽい。

虎杖悠仁

先生大丈夫?

五条悟

大丈夫、心配しないで。

廊下に出る先生

釘崎野薔薇

何かあったのかしら…

虎杖悠仁

今の時間に電話って、なんかの任務じゃね?

伏黒恵

だろうな…ただでさえ数少ない特級呪術師が駆り出される案件と言えば、相当だぞ。

虎杖悠仁

特級の任務……

釘崎野薔薇

それって大丈夫なの?

伏黒恵

俺に聞くなよ…、

ガラガラ…

五条悟

お待た〜。

虎杖悠仁

先生おかえり!
何かあったの?

五条悟

いや〜まいったよ、
急遽任務が入っちゃってさ〜、

釘崎野薔薇

それって大丈夫なの?

五条悟

大丈夫だよ。
僕ならすぐ終わるから。

虎杖悠仁

先生いつ帰ってくる?

五条悟

んー、そうだね…
多分明日の夜かな。

虎杖悠仁

遅ッ!!

五条悟

って事で今から自習ね、
校庭行って自主トレ!!

釘崎野薔薇

良かったわね虎杖、
お待ちかねの格闘よ。

虎杖悠仁

俺五条先生とやりたかった〜…

五条悟

それはまた今度。時間できたらやってあげるから。

虎杖悠仁

マジ?!よっしゃー!!

五条悟

って事で行ってくるね〜。

手を振って教室を去る悟。

そこに残されたのは3人の生徒達と…

伏黒恵

……。

伏黒恵

((明日の夜……))

1人のどうしようもない 寂寥感だった。

その日の放課後

公園にて

伏黒恵

……クソっ

伏黒恵

((なんなんだ…朝から頭痛ぇし……))

伏黒恵

((五条先生…明日の夜まで戻らないんだよな…))

本を片手に公園まで来た恵君。 物思いに老けて読書もしない。

伏黒恵

………

伏黒恵

……五条先生…

五条悟

ん…恵?なんでここにいるの?

伏黒恵

…?!

伏黒恵

五条先生?!

五条悟

やっ、何…考え事?
好きな人でもできたのかな〜?

伏黒恵

そんなんじゃ…ないですよ…

伏黒恵

((…なんで…違うって
言いきれねぇんだよ…))

五条悟

………恵?

伏黒恵

なんでもないですよ、

五条悟

ふぅーん……

伏黒恵

…なんですか、

五条悟

いや、僕を追いかけてきたのかな〜って

伏黒恵

そんなことっ…

伏黒恵

((けど…確かに聞こえてた…アンタがここに任務で来るって事…全部……))

五条悟

寂しかったんだね〜、

伏黒恵

違いますよ、

伏黒恵

……任務はどうなったんですか?

五条悟

あ、もう終わったよ?

伏黒恵

え?

五条悟

なんか思ったより簡単に終わった。
特級案件の任務だった筈が、上の手違いで等級がひとつ上がってたんだって。

五条悟

迷惑な話だよね〜ホント。

伏黒恵

……。

伏黒恵

((……良かった…無事だ…、、
この人に限って心配とか要らないだろうけど。))

五条悟

ん、恵?

伏黒恵

…俺戻ります、夜も遅いんで。

五条悟

ん、気をつけて戻るんだよ。

頭をポンっと撫でて 笑顔で手を振る先生。

恵君は振り返ること無く、 夜の高専へと戻った。

伏黒恵

……、、

伏黒恵

((……アンタの所為で…))

伏黒恵

((落ち着いて読書もできねぇよ……))

五条悟

…。

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