ドラキュのお父さんがいなくなって一週間が経った 俺とドラキュは二人でみんなより少し早めに帰っていた ぬくみは、注射を打つため、今日は休んでいる
ダーク(幼少期)
ドラキュ(幼少期)
俺とドラキュの顔が赤くなった 両思いなのかな、そう思いながら歩いていた その時だった
ビュッ
ダーク(幼少期)
俺はとっさにドラキュを庇った けど、それも無意味なように俺とドラキュは吹き飛ばされた そのあとやける様な暑さが襲ってきた
ダーク(幼少期)
ドラキュは俺が守ったからよかった
だけど、俺はぶっ飛ばされた衝撃でブロック塀にぶつかり
気を失ってしまった
ドラキュ(幼少期)
ドラキュ(幼少期)
ダーク(幼少期)
ドラキュ(幼少期)
ダーク(幼少期)
周りは当たり一面火が上がり
息をするのが苦しいほど煙が上がっていた
周りにあった建物はほぼ全て全壊だった
ドラキュ(幼少期)
ダーク(幼少期)
タッタッタッ…
ダーク(幼少期)
ドラキュ(幼少期)
そこには、さっき保育園にいたであろう全員が倒れていた
ひまりちゃんも、いじめっ子たちも、先生たちもみんな
息をしていなかった
ダーク(幼少期)
ドラキュ(幼少期)
ドラキュ(幼少期)
ドラキュ(幼少期)
ダーク(幼少期)
タッタッタッ…
俺たちは別々の方向に走った
ダーク(幼少期)
俺は家があったであろう場所を見て俺は涙が溢れた
玄関あたりには、帰ってきていたであろう父さん
母さんがぬくみを庇っていた
全員、息をしていなかった
ダーク(幼少期)
俺はなんとか、自分の部屋を見つけ出して
大切な宝物を取り出した
それは…俺が死の目にする前に
誕生日でもらったあのキーホルダーだった
ダーク(幼少期)
タッタッタッ…
俺は集合場所である
公園に走った
幸い、公園に火の手は上がっておらず
ドラキュがもう待っていた
ドラキュ(幼少期)
ダーク(幼少期)
ドラキュ(幼少期)
ドラキュ(幼少期)
その時
ボンッ
ダーク(幼少期)
ドラキュ(幼少期)
火の玉が飛んできた
俺たちはかろうじて避けれたけれど、
公園が燃えるかもしれないと思った
ダーク(幼少期)
ダーク(幼少期)
シュッ
ドラキュ(幼少期)
それを見た瞬間、ドラキュは青ざめた
俺も見た瞬間、つい驚きが漏れてしまった
ダーク(幼少期)
そこには真っ赤な瞳の
まるで、堕ちたかのような表情をした
ドラキュのお父さんがいた…
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