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何がおきた!?押し倒されてる!?幸せかな、、、
す ま ん が み ん な あ と は ま か せ る .ᐟ .ᐟ 5 0 0 ♡ ま で お し と い た .ᐟ.ᐟ
鳴 海
鈴
玄関の方から鍵の開く音がして、
私は目を覚ました。
鳴 海
鳴 海
鳴 海
開いたドアからバイト帰りの鳴海が姿を見せる。
鳴 海
鳴海はベッドの横の椅子に座ると、
一瞬鎖を見やり、続いて私に視線を向ける。
鳴 海
鈴
鈴
突然の質問に私は言葉を濁す。
別に私は「バカ」やら「マヌケ」 ではないので、
「どうせ数日で飽きるだろう」
と思っていることは口に出さないタイプだ。
もし私が監禁犯なら
そう言われたら意地でも返したくなるからだ。
私が物分かりの良いフリをしていると、
鳴海は椅子からベッドに移り腰掛け、
不意に私の手を握った。
鈴
思わず肩をビクつかせると、
鳴海はゆったりと微笑んだ。
鳴 海
鳴 海
鈴
※ バカ = 保科
予想外のその台詞にうまく言葉が返せないでいると、
鳴海は私の目を見て再び微笑んだ。
鳴 海
鳴 海
鈴
鳴海は魔法使いか何かなんだろうか?
目を合わされると動くことができない。
私がただただ固まっていると、
鳴海は顔を近づけてきた。
鈴
近くで見ると思ったより美形だな...
息がかかりそうなくらいに 顔を近づけたかと思うと、
瞬きすらできないでいた私の瞼に
フッと息をかけた。
鈴
驚いて声を上げた私を見て、
くすくすと笑う鳴海。
鳴 海
鳴 海
鈴
鈴
いや、そうなのか....??
鳴 海
鈴
顔を赤らめながら反抗する私に
鳴海は口を綻ばせる。
鳴 海
鳴 海
鈴
鳴 海
そういって部屋の入り口付近を指さす。
そこには、
当日お届け便で注文した私の部屋着 (と保科が選んだ多くの下着)
が届いていた。
鈴
鳴 海
鳴 海
鳴 海
私は言われた通りに
上だけ着替えてリビングに顔を出した。
鈴
私はスマホが入っている自分のバックを見つけ、
直様そこへ駆けつけようとしたが
鳴 海
没収されました。
鈴
にしてもこの鎖.....
聞くところによれば、
下については足枷をしたままでも 着脱できる様に後で鳴海が改造するらしい。
鈴
そう思いはしたが、
言い出すと面倒なことになりそうなのでやめときました。
私にとっては
保科が注文した下着の事よりも、
さっきから漂ってくる
夕飯のいい匂いが気になって仕方がない。
私はキッチンを覗いて見ることにした。
キッチンに入った瞬間、
デミグラスソースのいい香りが 鼻腔をくすぐった。
鈴
鳴 海
鳴 海
鈴
鳴 海
私は内心歓喜した。
言うまでもなく、
ハンバーグは大好物だったからだ。
私は鎖を引き摺っていそいそと椅子に座ると、
温めた夕食を盛り付ける鳴海に声を掛けた。
鈴
鳴 海
鈴
鈴
鈴
鼻歌交じりにご飯を盛っていた鳴海は、
突然わざとらしく高めの声を出して言った。
鳴 海
鈴
鈴
鈴
鳴 海
鳴 海
鈴
鳴 海
鳴 海
鳴 海
鈴
鈴
鳴 海
鈴
鳴 海
鈴
鈴
鈴
以前飲食でバイトしていた経験があった私は
鳴海に労いの言葉をかけた。
鳴海は一瞬驚いたような表情を浮かべたが、
すぐににんまりとした笑みを私に向けた。
鳴 海
鳴 海
鈴
鈴
二人分の夕食がテーブルに並び、
鳴海が席に着くのを待ってから、 二人は両手を合わせた。
「「いただきます」」
鈴
一口で、私の全身が歓喜に打ち震える。
鈴
ヤバい、美味しすぎる
今まで食べてきたハンバーグの中で1番美味しいかも...!!
鈴
鳴 海
鳴 海
鳴海は呆れ顔で微笑む。
私はそのあと、結局ご飯のおかわりをし、
デザートまでいただいてしまった。
鈴
鈴
鳴 海
鳴 海
鳴 海
鈴
ゲームは高2以来からずっとやってない。
なのに年頃のコイツは今もゲームをしているのか。
鈴
鳴 海
鳴 海
私達はリビングのソファに座った。
今から早速ゲームをするのだが
鳴 海
鈴
鳴 海
めちゃくちゃ懐かしっ。
早速二人で初めて見ることにした。
久しぶりにやってみたが
最初は操作が難しかったものの、
段々と慣れてきて一位をたくさん取った。
鈴
鳴 海
鳴 海
もうそれ聞くの43回目なんですけど。
結局最後は一位をとらせてあげた。
鳴 海
鈴
鳴 海
鈴
私は思った。
この人、鳴海はあの保科に対して
性格が反対だ。
料理ができる上にゲームが好きで、
一方的に負けず嫌い。
その従順な性格がまさしく
The「犬」
鈴
私が呆れながら考えていると
ゲーム機を片付け終えた鳴海が
私の方に顔を向けた。
鳴 海
鈴
鳴 海
鳴海は神妙な面持ちで私に目を合わせ近づいてきた。
鈴
私は怯えながらも後ずさりする。
ただならぬその雰囲気に、
背筋が寒くなったのは、
決してデザートに食べた レモンシャーベットのせいなんかじゃない。
鈴
「ごくり」、と私の喉が鳴る。
鳴海のプレッシャーに、
私は眼球を動かすことさえままならないでいた。
鈴
鈴
ドサッ
その音に私は驚いて目を閉じてしまった。
鈴
んで気がついたら
鳴海に押し倒されていたってわけ。
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