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今日は僕の誕生日
でも…祝ってくれる友達もいなく彼氏もいない
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
彼氏からよく花束を贈ってくれたことを思い出しながら
僕は花屋に入った
???
ほとけ
ほとけ
僕は戸惑った
死んだはずの彼が花屋の店員になっていたからだ
???
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
???
ほとけ
ほとけ
???
彼似の店員さんが持ってきてくれたのは
黄色や橙色の花が散りばめられたブーケだった
???
ほとけ
ほとけ
僕は必死に泣くのを堪えた
とっととお会計を済まして店を出ようとした所
???
???
そう言われながら渡された物は
"フウセンカズラ"だった
ほとけ
???
???
ほとけ
まるで死んだ彼からの言葉みたいで
今まで我慢してきた涙が出た
ほとけ
???
お店を出た僕は
もう一度お店を振り返った
ほとけ
ほとけ
振り返ると花屋はなかった
でも、僕の手には花束がある
太陽みたいな花たちとフウセンカズラがふわふわと揺れている
初兎
ほとけ
彼の優しい声が聞こえた気がした
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ