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やっべっ…目からアロンアルファが…あれれ??
漢字読めない方へ。 私変換でめっちゃ探して気に入ったやつにしたから分かんない人居ますよね? 主人公(僕)…翔と書いてしょうと読みます。 彼女(君) …深南と書いてみなみと読みます。 分かりづらくてすみません。
僕
とある水曜日。
僕は変わらず本を読んでいた。
男子生徒
クラスの人達もいつもと変わらず、放課後の約束をしたりしている。
そして僕はいつも変わらず少しだけ残って本を読み、いつもと変わらない通学路を通って帰る。
はずだった。
︎︎
︎︎
僕
︎︎
︎︎
僕
僕
︎︎
この人の名前…何だったっけ?
僕
︎︎
僕
図星だった。
僕
︎︎
どっちもどっちじゃないか…
僕
︎︎
僕
好きで1人でいる訳じゃ無いんだけど…
︎︎
僕
この人は何を言っているんだ?
︎︎
…僕って、つくづく押しに弱いよな。
︎︎
僕
︎︎
僕
︎︎
︎︎
…この人と居ると調子狂う。
なるべく一緒には居たくない。
関わらない様にした方が良さそうだ。
〜次の日 学校〜
︎︎
僕
勘弁してくれよぉ…
女子生徒
男子生徒
…やらかした。
あの時断っていれば良かった…!
︎︎
僕
︎︎
…そんなに驚く事だったか? 僕と彼女なんて、全く釣り合わないのだから 当たり前じゃないか。
︎︎
〜〜〜〜〜〜〜
僕
やっぱ僕は、つくづく押しに弱い。
︎︎
︎︎
僕
︎︎
僕
︎︎
僕
︎︎
僕
︎︎
そんなこと今まで誰にも言われたこと無かった。 だから正直嬉しかった。
〜〜〜〜〜〜
それから僕達は、毎日の様に放課後、遊びに行った。
…今思えば、唯一心から楽しめたのは、彼女と居た時だったのかも知れない。
僕
いつの間にか、僕達は一緒に居るのが当たり前になっていた。
「これからも一緒に居る」とか勝手に思い込んでいた。
僕
夏には海に行き、 秋になったら紅葉を一緒に見に行く。 冬になったら雪を投げ合い、 春になると桜を見上げ、「綺麗だね」なんて言い合った。
…そして、あっという間に1年が経ち、また夏が来た。
そして、夏が来ると同時に君は姿を消した。
僕
最初は休んでいるだけだと思っていた。
…でも、3日経っても来なかったので、僕は不思議に思い家に尋ねて見ることにした。
ピンポーン
母
彼女に似て、綺麗な人だな。
僕
母
僕
母
そう言うと彼女の母は、突然泣き出してしまった。
僕
母
僕
…様子がおかしい。どうしたんだろう?
母
僕
母
…家ではみーちゃんと呼ばれているのか。 なんか意外。
僕
して“くれた”?どうして過去形なんだ?
母
母
母
僕
母
僕
母
母
嫌な予感がした。
母
嘘だろ?
ちょっと待ってくれ。理解が全然追いつかない。
母
母
僕
母
僕
彼女が最初で最後の友達だった。
母
母
母
僕
母
母
母
僕
僕
僕は手紙を読んでみた。
マジメ君へ。 拝啓マジメ君へ、…拝啓ってなんか使ってみたかったんだよね笑 この手紙読んでる頃には、私死んでるんだろうなぁ。 あ、そうだ。私が死んだのは他殺じゃない。 自殺したの。勘違いしないでね? なんでかはちょっと教えられないけど… マジメ君、私と仲良くしてくれたの、本当はめっちゃ嬉しかったんだよ? でも私、君とはお別れだ! …これだけは何回でも言える。 今までありがとう。翔くんっ!
僕
僕
それから僕は気が済むまで、彼女───いや、深南の部屋で泣いていた。
その時僕は、あることに気づいた。
僕
僕
僕宛ての手紙の下に、もう1つ紙があったのだ。
海くんへ。 まずは海くん、ごめんなさい。 私、先にあの世に行ってるね!! あ、私が死んだの、海くんのせいじゃないからっ! 変な責任背負わないでね? …死ぬ時だから言えるけど、私、おまえの相棒になれて良かったなぁ。 それと、この手紙読んでるの、どうせマジメ君、君なんでしょ? 君なら気付くんだろーな。 そんな盗み見なんかするマジメ君に罰ゲーム! この手紙を、海くんに届けてくださいっ! ヒントはあげない、自分で全部調べてね? お願い!これしてくれないと成仏できなぁい♡ よろしくね?しょーくん♡
僕
僕
僕
これだから、押しに弱い人間は。