すち
すち
頭の中で反芻されるその言葉
暇72
笑う君はそれにリンクして 今にでも儚く消えてしまいそうだった
暇72
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暇72
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彼は上体を浮かし力無く微笑んだ
淡い青色の布団の上で 彼の握られた拳は微かながも 震えていた
俺は、その手に手を伸ばした
角ばったその手。 骨が浮き出てるように見えた。
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すち
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すち
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握られていない手を 彼は俺の頰に伸ばした
冷たかった
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暇72
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すち
時は既に夕を回っていた
ひまちゃんのお見舞いが終わり、
俺はすぐに病院を出て、 ある場所へと走った。
すち
漫画やアニメでよく見る赤い提灯。
俺が向かったのは、 夏祭りの準備をする神社だった。
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俺が帰る前、ひまちゃんは俺に そういった。
石造りの鳥居を潜る。
町会の人が、祭りの準備をしていて、俺はそんなかを走り抜けた。
途中、
町会の人
町会の人
声をかけられたが 無視して走った。
すち
この…裏に…
すち
すち
ひまちゃんが言っていた、 ○○神社の裏。
海と月が、幻想的に見える。
すち
夜であっても蝉は鳴いていた。
自分はここだと 言うように
俺は今ここにいる。
ついたよ、ひまちゃん。
俺と、君の…
すち
ここにいる、証明の場所に
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コメント
9件
あぁぁぁぁぁほんとに好きぃぃぃぃぃ......((
遅れました💦続き楽しみです!