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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

続きです。

どぞ

.........。

時計が時を刻む音だけが響く。

ドイツ

...あの。

アメリカ

...あ?

ドイツ

なんでみなさんそんなに沈黙を...。

イギリス

仕方ないだろう、彼らの関係についての議論は海溝の謎よりもまだ深いのだからな。

ドイツ

そんなにも...ですか。

アメリカ

ああ...。

イギリス

しかし、彼らはアジアで主要国のあって、協力せねばならないのに…

フランス

そうだよね。

フランス

大体隣同士の国で仲良い国はないしなぁ...

アメリカ

どうすればいいのかねぇ〜...

ヨーロッパ、アジアの国々を集めた会議当日の昼。

ガラン...

国会会議室の向こうからゆっくりと扉を開ける音が部屋中に響いた。

アメリカ

まだいねえか...??

恐る恐る扉を開いた。

彼は日韓の親のような存在であり、世界の中心と言っても過言ではない国だ。

故に、彼らの関係の悪さをいち早く気づき、対策をしようとしたのは他でもない彼だ。

このままの関係では戦争にまで発展してしまうのではないかと思い、国会会議室での議論を行ったのである。

ガラ..ガタッ...

扉から国会会議室を覗いた。

アメリカ

ふう、まだいねえか...

下の階からの会話が聞こえるほど会議室は静かな空間であった。

一旦落ち着いて、椅子の背もたれに背中を押し付けるように座った。

アメリカ

うーん...

彼は待つという単一の神経繊維しか持たない原生動物のようになって、光も色もない空虚な期待にただ凝然と身を浮かべ続けていた。

ガラガラガラ...

アメリカ

!!

アメリカ

あ...ど...ドイツか。

ドイツ

はい。こんにちは。

俺の焦りの姿とは裏腹に、彼は落ち着いていた。

浅く礼をし、すぐに座席に身を置いている。

.....焦っているのは俺だけなのか?

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