父親
さて娘の学費どうするかな…
母親
公立高校に行くのが良いと思うわね
父親
お、そうだなその方が将来負担掛からないしな
母親
そうねそっちの方かあの娘の為になるしね
藍子
お父さんお母さん!
母親
なぁに?
父親
なんだ?
藍子
あのね
藍子
私独り立ちしたい!
母親
はぁ?貴方まだ子供でしょう?
藍子
子供じゃないもん!
父親
高校生だろ?独り立ちは無理だって
藍子
独り立ちがしたいの!お願い!
母親
駄目よ
藍子
嫌だっ
〜次の日〜
藍子
お父さんとお母さん説得するのに時間掛かったけど
一人暮らし出来て良かった〜
一人暮らし出来て良かった〜
藍子
あっ学校に行く時間じゃん!
藍子
急がなきゃ!
藍子
ガチャリ(玄関を開ける音)
隣人
あらァ藍子ちゃぁん
藍子
お婆ちゃん、こんにちは
この人は私を小さな頃から孫の様に可愛がってくれたお婆ちゃん
藍子
どうも
隣人
こんなにべっぴんになって
藍子
ありがとうございます
隣人
学校?行ってらっしゃい
藍子
はいありがとうございます行ってきます
隣人
じゃあね
藍子
やっぱり優しいなお婆ちゃん
藍子
あっ学校学校
藍子
ガチャ(鍵を閉めた)