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黒川 椿

え、唯月く…ん?

ってぇ…

宇塚 唯月

っ…

黒川 椿

唯月くん!

車から降りる

黒川 椿

大丈夫?

宇塚 唯月

あぁ、はい…大丈夫です

起き上がって座る

黒川 椿

膝擦りむいてるよ、ズボンも破れてるし…

黒川 椿

病院行こ?

宇塚 唯月

よくあることなので…

宇塚 唯月

それに、診察料とかお金もかかるし…

黒川 椿

そんなのいいから

黒川 椿

立てる?

宇塚 唯月

立てます、

立とうとした瞬間ガクッと バランスを崩す

黒川 椿

やっぱりダメじゃん

黒川 椿

病院行くよ

宇塚 唯月

でも…

肩を組んで立たせる

黒川 椿

少しは頼っていいんだよ?

宇塚 唯月

黒川 椿

病院行こ?

黒川 椿

俺が学校に電話しとくから

宇塚 唯月

はい…

黒川さーん

黒川 椿

あ、呼ばれたよ

宇塚 唯月

はい

診察結果でましたよ

2番目の部屋にどうぞ

黒川 椿

わかりました

黒川 椿

ほら、肩

宇塚 唯月

すいません、何回も…

黒川 椿

謝らないで、唯月くんは悪くないから

はい、えー…

足首にヒビが入ってます

黒川 椿

ヒビ…

なのでギプスで固定しましょう

それで松葉杖で体重を掛けないようにしてください

宇塚 唯月

…はい

では、待合室へどうぞ~

黒川 椿

ヒビだって

黒川 椿

ごめんね、俺が早く唯月くんに言えてたら…

宇塚 唯月

いや、気づかなかった俺が悪いので

宇塚 唯月

それに、いつものことなので

頭を撫でる

黒川 椿

そんな風に自分を責めないで

黒川 椿

こんなのがいつものことだなんて可哀想すぎるよ

黒川 椿

もっと俺を頼って?

宇塚 唯月

椿さん…

黒川 椿

お金、払ってあげるから

黒川 椿

ご飯も毎日作るよ

宇塚 唯月

ありがとうございます…、

涙を流す

黒川 椿

(唯月くんは、)

宇塚 唯月

(💤

黒川 椿

(疲れて寝ちゃったか)

プルルルルップルルルルッ📞

黒川 椿

(電話だ)

黒川 椿

もしもし

黒川 椿

…え?

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