平野れな
しょー兄起きてー!
平野紫耀
んッッもうッウルサイッタラアリャシナイ
平野れな
はーい?
平野紫耀
…
平野れな
ッッ?しょー兄どした?
急に黙りこんで。
急に黙りこんで。
平野紫耀
れな…明日って
お父さんの命日だよな。
お父さんの命日だよな。
平野れな
ぁッッ(இдஇ`。)
平野紫耀
れなだいじょぶか
平野れな
大丈夫。大丈夫。
落ち着けば…大丈夫。
落ち着けば…大丈夫。
平野紫耀
ごめんな急に
平野れな
へーき。明日はずっと一緒
だよ
だよ
私達はお父さん。お母さん。 の命日の時は朝起きて 誰もいなくなっていないように 手を繋いで寝る。 夜と朝は私達にとって 恐怖の時間なのだ
俺達は5年前に朝起きたらお父さんが 血だらけになって床に倒れていた。 恐らく俺達が寝ている間。 悲鳴も何も聞こえなくて 物音も。 ただ1つ窓ガラスが割れていて でも警察は風かなんかだろ。 だとか言い張って事故死 とかいってる。 その3日後 お母さんが首をつって死んでいた。 それは朝起きたらだった。 だから朝と夜は俺達双子にとって 最悪なものだ。







