コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ふとんがふっとんだ
ふとんがふっとんだ
ふとんがふっとんだ
ふとんがふっとんだ
ふとんがふっとんだ
僕は飼い主を待っている
ずっと
ずっと
ずっと
飼い主は待てと言った
だから僕は飼い主を待っている
ずっと
ずっと
ずっと
ゆうすけ
ゆうすけ
…?
だれ…?
ゆうすけ
ゆうすけ
ゆうすけ
ゆうすけ
ゆうすけ
ゆうすけ
ゆうすけ
しょう
こうして僕は新しい飼い主に捕まった
最初は怖かった
怖かったし
この場所から離れたくなかった
だって元の飼い主がくるかもしれないから…
何日経っても何週間経っても来なかったとしても
いつか…いつかきっと迎えにくると信じてたから、、
この場所から離れたくなかった
新しい飼い主のところに行くのは嫌だった
けど、、、
ゆうすけ
ゆうすけ
ゆうすけ
しょう
しょう
嬉しいとどこかで思ってしまった
ゆうすけ
ゆうすけ
ゆうすけ
しょう
しょう
ゆうすけ
ゆうすけ
人懐っこいんじゃない
僕は君だから舐めたんだ
僕には君が必要だと思ったんだ
だからそれを伝えようととしたんだ
しょう
ゆうすけ
しょう
だけどやっぱり僕の言葉は君には分からない
君の言葉は僕には分からない
言葉はお互い分からないけど
意思疎通はできる
お互いなんとなくこう伝えたいんだろうなーって
なんとなくわかる
だけどやっぱり
すれ違う
「ご飯食べたい」と訴えるつもりで泣いても
散歩に連れて行かれたり
やっぱり意思疎通ができると言っても
相手がこう伝えたいんだろうなというのは
勝手な思い込みでしかない
ゆうすけ
しょう
前住んでた家より小さくて
狭くて
けどどこか温かくて
温かくて
温かくて、、
僕はこの家が気に入った
しょう
ゆうすけ
ゆうすけ
ゆうすけ
しょう
この人に撫でられるのが好きだ
この人に構ってほしい
ゆうすけ
ゆうすけ
しょう
しょう
ゆうすけ
しょう
偉い?偉い?
ゆうすけ
しょう
しょう
今、意思疎通ができたような気がした
それがどうしようもなく
嬉しかった
最近、飼い主の帰りが遅い
寂しい…
寂しい…
寂しい…
ゆうすけ
しょう
しょう
しょう
ほとけ
だれ…?
ほとけ
ゆうすけ
ほとけ
ほとけ
しょう
しょう
ほとけ
しょう
しょう
ほとけ
ゆうすけ
ゆうすけ
ほとけ
ゆうすけ
ゆうすけ
ほとけ
ゆうすけ
しょう
しょう
しょう
しょう
しょう
しょう
しょう
犬の僕は気づいてしまった
人間の飼い主に恋をしてるということに
ゆうすけ
ほとけ
ほとけ
ゆうすけ
ほとけ
ゆうすけ
ほとけ
ゆうすけ
ほとけ
ゆうすけ
ほとけ
しょう
しょう
どんだけモヤモヤしても
どんだけ飼い主を独占したくても
僕は犬や
この気持ちは飼い主に届かない
この恋は叶うはずない
ほとけ
しょう
ほとけ
しょう
ほとけ
しょう
なんで…?この人の言葉がわかるんやろ、、
さっきはわからんかったのに、、
ほとけ
ほとけ
しょう
ほとけ
しょう
ほとけ
しょう
しょう
ほとけ
ほとけ
しょう
ほとけ
しょう
ほとけ
ほとけ
しょう
ほとけ
ほとけ
ほとけ
しょう
ほとけ
しょう
ほとけ
ほとけ
しょう
しょう
ほとけ
しょう
ほとけ
しょう
しょう
ほとけ
しょう
ほとけ
ほとけ
しょう
ほとけ
しょう
しょう
ほとけ
ほとけ
ほとけ
しょう
この仏の神様に撫でられるより
飼い主に撫でられた方が心地よかった
ゆうすけ
ほとけ
ほとけ
ゆうすけ
ゆうすけ
ほとけ
しょう
しょう
ほとけ
ほとけ
ゆうすけ
ほとけ
ゆうすけ
ゆうすけ
ほとけ
ゆうすけ
ゆうすけ
しょう
ゆうすけ
ゆうすけ
ゆうすけ
しょう
ゆうすけ
しょう
しょう
ゆうすけ
しょう
ゆうすけ
しょう
ゆうすけ
しょう
しょう
ゆうすけ
しょう
しょう
しょう
ゆうすけ
ゆうすけ
ゆうすけ
しょう
ゆうすけ
ゆうすけ
しょう
しょう
ゆうすけ
ゆうすけ
僕は人間になったんだ
「人間」という生物についてこの時はまだ知らなかったから
喜べたんだ
それから毎日、僕はゆうくんに思いを伝えた
しょう
ゆうすけ
しょう
今思えば、僕はまだこの時
犬だったのかもしれない
しょう
ゆうすけ
しょう
ゆうすけ
しょう
しょう
しょう
ゆうすけ
しょう
ゆうすけ
しょう
ゆうすけ
しょう
ほとけ
ゆうすけ
しょう
しょう
しょう
しょう
言葉が伝わるっていいなぁ、
人間っていいなぁ、
僕は人間になって心の底からよかった
しょう
ゆうすけ
ほとけ
しょう
しょう
ゆうすけ
しょう
しょう
しょう
しょう
しょう
ゆうすけ
ほとけ
ゆうすけ
しょう
ゆうすけ
ゆうすけ
しょう
ほとけ
しょう
ゆうすけ
しょう
しょう
しょう
しょう
この時気づいた
例え人同士だとしても
言葉が通じ合うとしても
意思疎通はできてるとは限らないということに
皆本音を言ってるとは限らないということに
あぁ、、そうか、これが人間か。
あの神様も、人間だったのか。
人間は、こーいう生き物やねんな
じゃあ、仕方ないよな。
ゆうくんは何も悪くない
人間という性質が悪いだけで
ゆうくんは人間に生まれてしまったからむしろ被害者や
…僕が、ゆうくんを、、
ほとけ
ゆうすけ
しょう
ほとけ
しょう
ゆうすけ
しょう
ゆうすけ
ゆうすけ
しょう
しょう
ゆうすけ
しょう
しょう
ゆうすけ
しょう
僕は料理を作った
その料理の中に僕は犬に戻る薬をいれた
ゆうすけ
しょう
しょう
ゆうすけ
しょう
んん、ここはどこや…?
ていうか、俺は誰や…?
しょう
しょう
ゆうすけ
しょう
ゆうすけ
ゆうすけ
しょう
しょう
人間は醜い
酷い生き物やと僕は知った
そんな生き物にゆうくんにはなってほしくない
だから僕はゆうくんを犬にした
ゆうすけ
しょう
しょう
しょう
ゆうすけ
ゆうすけ
しょう
しょう
しょう
ゆうすけ
しょう
犬の君は、裏表がない
なぜなら人間じゃないから
人間にある本能が
犬の君にはないから
しょう
この時、どこかで思った
これはもう、ゆうくんじゃないのでは?
しょう
しょう
しょう
ゆうすけ
この疑問は心の奥底に隠して
僕に気づかれないようにして
次第によく分からない不安と
これでよかったのかなという後悔が
自分でも意味がわからずに膨らんでいって
突然、意味もわからずに泣き出した時もあった
けど、、
ゆうすけ
しょう
しょう
あぁ、、純粋で裏表なくて全く怖くなくて
このゆうくんは信じられる、、信じてもいい、、
悪いとこなんて見つからない
あぁ、、ゆうくん、好きやなぁ、!
しょう
この時、心の奥底で気づいたんだ
僕はもう、人間になってしまったということに
最近、飼い主の帰りが遅い
ゆうすけ
寂しい…
寂しい…
寂しい…
しょう
ゆうすけ
ゆうすけ
ほとけ
だれ…?
ほとけ
しょう
ほとけ
しょう
ほとけ
しょう
ほとけ
しょう
ゆうすけ
ゆうすけ
ゆうすけ
この時気づいた
犬の僕は人間の飼い主に
恋をしているということに
しょう
ほとけ
しょう
ほとけ
しょう
しょう
ほとけ
ゆうすけ
ほとけ
ゆうすけ
ほとけ
ゆうすけ
ほとけ
ゆうすけ
しょう
ほとけ
しょう
ほとけ
しょう
ほとけ
ほとけ
しょう
しょう
しょう
しょう
しょう
ゆうすけ
ゆうすけ
しょう
しょう
いやや
人間になったら悪になる
そんなゆうくん、見たくない、、
ゆうすけ
しょう
ゆうすけ
しょう
ゆうすけ
ゆうすけ
ゆうすけ
ゆうすけ
しょう
あぁ、、そうか、これが人間か、、
すぐに、決めつけるのが
この人はこーいう人間と
思い込み、決めつけるのが、、
なるほど、、。
もしかしたら人は、悪いとこばかりじゃないかもしれない
たった謝られただけでそう思い返す僕の単純さは
人間だからなのか
犬だからなのか
それとも、、
うん。笑そうだ。、笑
人間とか犬とかじゃなくて
この単純さは
この気持ちは
ゆうくんへの思いは
しょう
しょう
ゆうすけ
しょう
しょう
しょう
しょう
しょう
しょう
ゆうすけ
ゆうすけ
ゆうすけ
しょう
人間とか、犬とかじゃなくて、、
僕だからだ、!笑
しょう
ゆうすけ
しょう
ゆうすけ
ゆうすけ
しょう
正直、信じられない
信じない方がいい
だって人は嘘をつく生き物だから
…いや、そう思い込んでるだけかもね笑
けど、信じた方が気持ち的にずっといい。
もし、この言葉が嘘だとしても僕は
君の嘘も
悪いとこも
人間らしいとこも
全部の君を
しょう
しょう
ゆうすけ
できたら見たくないけど
君を美化したいけれど
汚い君も知ってみたいと思うこの気持ちが
恋なんだろうな