今日は塾の帰りが遅くなってしまった
ここの帰り道は暗く危険だ
もしかしたら 事件に巻き込まれるかもしれない
わたしは 速歩で 家に向かった
月光
急なことで 声が出ない
誰かに手を 引っ張られて いるのだろう
こういう時は … 無理矢理 逃げた方がいいかもしれない…
月光
駄目だ力が強すぎる
大人しくここで捕まるのが正解か?
いや、それで拷問なんてされたら
考えが思い浮かばない
こうなったら … 大人しく捕まろう…
抵抗しても無駄だ…
そして わたしは 意識を失った
どこに 行くのか 、 家には帰れるのだろうか… そんな事しか考えられなかった
月光
目を覚ますと 見覚えがない 和室が 目の前に 映し出された
中島
泉
目の前で 知らない 男女が喋っている
この人達は 一体誰なのだろう…
ふと外を見ると 空は もう太陽が沈みかけていた
わたしはどれくらい寝てたのだろうか
中島
中島
そう言うと 少年はどこかへ行ってしまった
泉
月光
気まずい時間だ…
そう思い わたしは バックにある 本でも読もうと 考えた
月光
どこを見回しても バックがない
泉
泉
彼女は 冷静に答えた
月光
することが無い…と思った時
太宰
月光
初対面なのに ちゃん 呼び…?
太宰
太宰
月光
つい、本音が出てしまった
脳が追いついていない
わたしに 異能力があるならもっとはやく 気づけた はずだ…
中島
太宰
太宰
目の前の人達は何を言っているんだろう
わたしは別に異能力なんてない
ただの一般人だ
まるで 夢の中だ
いや、夢であってくれ
月光
月光
国木田
そう言われると 後ろには知らない人が立っていた
NEXT10❤︎
コメント
2件
神でした!続きが楽しみです!頑張ってください!